ジャニーズ、退所したタレント“干せず”衰退っぷり決定的…次々活躍の異例事態

Business Journal / 2017年3月8日 7時0分

写真

 活動休止中のジャニーズグループ、KAT-TUN元メンバーたちの活躍が目立つ。

 2012年に女優の黒木メイサと、ジャニーズ事務所に事後報告とするという前代未聞の結婚をした赤西仁。13年9月にジャニーズから「度重なるルール行為があった」として契約を解除された田中聖。そして昨年3月に契約解除したばかりの田口淳之介は、なかでももっとも勢いを感じさせる活動を展開している。

 田原俊彦や、元光GENJIの大沢樹生、諸星和己などジャニーズを辞めたタレントのほとんどは、ジャニーズが仕事先の各所に圧力をかけることによって“干された”過去を持つことは知られている。

 しかし、KAT‐TUNのなかでも亀梨和也と人気を二分していた赤西は、ジャニーズ退所後にワーナーミュージック・ジャパンと契約。本人の望み通り、10年には5都市を巡る北米ツアー「Yellow Gold Tour 3010」を成功させ、11年には全米デビューもかなえた。

 田中もインディーズではあるが、4人組バンド「INKT」のボーカルとしての活躍がたびたび話題になり、多くのファンを抱える。現在はGACKTの個人事務所G-PROに所属し、昨年末にはファッションブランド「Black by VANQUISH」2017シーズンのイメージモデルにも起用された。

 そして田口は、退所を発表した際には、長年交際している女優・小嶺麗奈といよいよ結婚かとささやかれたが、結婚どころか、退社からわずか5カ月後にソロデビューし、この時はインディーズだったが、今年2月にはユニバーサルミュージックジャパンと契約し、4月にはメジャーデビューが決まっている。

 以上のように、3人がジャニーズ退所後も着々と仕事をこなすことができている理由について、テレビ局関係者は語る。

「3人の共通点は、独立した後は俳優業ではなく、音楽業に軸を絞っていることです。役者はどうやってもひとりで仕事はできません。ジャニーズのタレントによる共演拒否だけでなく、ジャニーズに気を遣って他の事務所も共演を拒否すれば、自然と仕事はなくなります。音楽の場合は、アーティストだけで仕事ができますから、ジャニーズも圧力のかけようがありません。赤西が所属するワーナー、田口のユニバーサルは大手ですが、現在、ジャニーズのタレントは扱っていません。レコード会社も、取引のない事務所から圧力をかけられる理由がないです。そのリスクさえなければ、いちから売れるアーティストを育てるよりも、すでに多くのファンを抱えている元ジャニタレの存在は貴重といえるでしょう」

●衰退ぶり鮮明

 そんな元所属タレントの活躍が目覚ましいジャニーズだが、昨年のSMAP解散騒動ではSMAPの元マネージャーが退職を余儀なくされたが、これまでも数多くの敏腕社員が退社している。

「ジャニーズのメリー喜多川副社長が御年90歳で、ジャニー喜多川社長も85歳、これまでのような勢いを維持していくのは難しいのが現実です。メリー氏の長女、藤島ジュリー景子氏がこのまま経営を継いでも、これまでのように芸能界への強い影響力は維持できないでしょう。長年メディア対応を一手に引き受けてきた広報担当の人物も、年内にも引退するという情報もマスコミ業界内で広まっています。さらに、元SMAPの中居正広の独立・新事務所設立の噂も絶えません」(前出と別のテレビ局関係者)

 芸能界におけるジャニーズの力が今後衰えていくのは、避けられそうにない。
(文=編集部)

ビジネスジャーナル

トピックスRSS

ランキング