不倫に勤しむ山尾志桜里を重用する民進党・前原代表の軽率さのほうこそ深刻

Business Journal / 2017年9月8日 6時0分

 女性議員で、知名度も比較的高く、かつ目立つというところが決め手になったと思われるが、代表を補佐して党務全般を統括するという重い任務を担う幹事長職への人選をそうした基準で進めたのであれば、代表自身の適性や認識を疑わざるを得ない。

 そもそも、岡田克也代表時に山尾氏を政調会長に抜擢したことすら、「早すぎた」「問題だったのではないか」といった意見が関係者から聴こえてくるぐらいで、最初から幹事長候補にすべきではなかったのではないか。

●前原執行部は民進党最後の執行部になる可能性も

 今回の新執行部人事をめぐる騒動で、例えば時事通信の報道では「前原民進党は船出から座礁した」などと評されている。しかし、筆者からすれば、元来持っていた軽さや足腰の弱さ、近視眼的な発想といった旧民主党系の悪い体質があらわになっただけにしかみえない。すなわち、前原代表下で民進党の“民主党回帰”は決定的になったといえる。また、臨時国会や10月の衆院トリプル補選でも、同様の軽率な判断や行動で、かつての民主党のように迷走することは十分想定される。

 山尾氏は検察出身で、政策立案の能力は決して低くないが、こうした旧民主系の体質によって潰されてしまったといっていいだろう。つまり、民進党の旧民主党系は、人材育成どころか自ら人材潰しを行っているといえ、ただでさえ人材難かつ離党者が相次いでいるなか、遅くともあと1年数カ月以内で衆院選があるのに、何を考えているのか、何をしたいのか、理解不能だ。

 前原執行部では、民進党の未来が明るくないことは確かだ。もしかしたら、民進党としての最後の執行部になるかもしれない。
(文=室伏謙一/政策コンサルタント、室伏政策研究室代表)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング