BMWが木村拓哉ではなく香取慎吾をPRに起用した「合理的な理由」

Business Journal / 2018年5月22日 19時0分

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 BMWの新型クロスオーバーSUV「X2」。海外では昨年10月に先行発表されていたが、日本でも今年4月からようやく受注を開始。4月16日に東京都内で開かれた発表会では、元SMAPの香取慎吾が姿を見せた。

 今回BMWは、香取と“ブランド・フレンド”の契約を結び、スペシャル・コンセプト・ムービーを制作するなどのコラボレーションを計画しているとのこと。BMWがこのようにタレントを起用したプロモーションを行うのは、初の試みだという。

 香取は現在、SMAP解散とジャニーズ事務所からの退社を経て、同じ元SMAPメンバーである草なぎ剛、稲垣吾郎とともにオフィシャルファンサイト「新しい地図」を設立。歌手や俳優としてだけではなくアート方面でも活躍し、SNSで積極的に情報発信するなど、ジャニーズ時代には考えられなかったほどネットへの露出が増えている。

 しかしその一方で、やはりSMAP解散時のゴタゴタが尾を引いているのか、香取がテレビで取り扱われる機会は激減しているのが現状だ。先述したBMW「X2」発表会の様子こそ、テレビ東京系列の『ワールドビジネスサテライト』で紹介されたが、これはレアなケースだといっていいだろう。

 また、そもそも香取については、さほど“車好き”というパブリックイメージがあるわけでもなく、もはやSMAPの解散需要も落ち着いてしまった感が否めない。香取がMCを務めていたフジテレビ系列のバラエティ番組『おじゃMAP!!』が3月に最終回を迎えた際は、関東地区の平均視聴率は5.6%。かつて高視聴率番組に数多く出演していたことを考えると、かなり寂しい数字だったといわざるを得ないだろう。

 そんな香取とタッグを組んだBMWは、どのような算段で“香取慎吾起用”にビジネスチャンスを見いだしているのか。欧州車を中心に外車事情に詳しいカージャーナリスト、伊達軍曹氏にBMWの思惑を考察してもらった。

●このタイミングで新しい挑戦を始めた者同士、BMWと香取慎吾は好相性

「日本においてBMWは、高級なドイツ車でありながらもスポーティーで、お金持ちのイケてるサラリーマンでなければ買えない車だという印象が強いでしょう。ただ、今回発表された『X2』はBMWのなかでは車体が小さく、価格設定は税込436万円~と、安めに抑えられています。実際にBMWも、『X2』は若手の男性をターゲットにしているようですね。

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