小泉進次郎が投票直前に石破茂支持を表明した理由…齋藤農水相に辞任圧力かけた自民議員

Business Journal / 2018年9月22日 23時0分

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 国会議員秘書歴20年以上の神澤志万です。

 9月20日、自民党総裁選挙の投開票が行われました。予想通りというか予定通りというか、安倍晋三首相が石破茂議員を破って連続3選を果たしました。

 以前も書かせていただきましたが、安倍首相の勝利は既定路線だったため永田町の関心は薄く、話題といえば「安倍首相がどれだけ石破議員を引き離すか」ぐらいで、なかには「もう石破さんが浮上してこられないくらい叩きのめす」と「石破憎し」の感情を隠さない国会議員が何人もいました。最終的には、安倍首相553票、石破議員254票でしたが、石破議員に好意的な報道もあったため、今後は石破支持派への締め付けはますます厳しくなるでしょう。

 実際、石破支持を表明していた齋藤健農林水産大臣が「石破を支持するなら大臣を辞任しろ」と言われたことを明かしています。報道によると、「安倍応援団のひとり」から「齋藤よ、内閣にいるんだろ。石破さんを応援するんだったら辞表を書いてからやれ」という圧力があったそうですが、齋藤大臣は「党内に蔓延している、そういう空気を打破したい」そうです。

 もちろん、誰に言われたかまでは明らかにしていません。安倍首相は「誰に言われたのかを言って」ととぼけていましたが、普通は言わないでしょう。ただ、議員秘書たちにとっては意外でもなんでもありませんでした。

「あー、M元大臣だよね、きっと。言いそうだよね」

「H議員だって、うちのボスに似たようなこと言ってきたよ。参議院議員は品がいいと思ってたんだけどね」

 と、複数のお名前が挙がっていました。石破支持派にこれからどのような制裁が待ち受けているのか……国会女子たちは生温かく見守っております。

●“風”が吹き続けなかった石破議員

 今回の総裁選は、石破議員が安倍首相を批判したことで、これまでにないほど注目されました。これは、やはりネットメディアの影響が強いのだと思います。結果も、当初は「安倍圧勝」といわれていましたが、事前の予測よりも石破議員が票を伸ばしました。

「まともなことを言っているのは石破さん。なのに、なぜ『安倍さんが勝つ』と言われているの?」

 事務所に、こんな電話がかかってくることもありました。日ごろ政治家と直に接する機会のない方たちから、石破さんを支持する声を聞いたように思います。「庶民感覚を持っていて、私たちの気持ちを理解してくれるのが石破さんだと感じた」という意見も多かったです。

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