玉城デニー沖縄知事誕生、中国の国益に…玉城知事がひた隠す「普天間基地の危険性」

Business Journal / 2018年10月10日 20時0分

●2つの不都合な点

 玉城知事の誕生によって、今後求められることはなんだろうか。

「玉城さんの勝因として、2つの都合の悪いところを隠したということがあります。ひとつは、日本共産党が背後にしっかりついているということを、一所懸命隠しました。共産党が前に出ないように出ないように、相当に神経を使っていました。もうひとつは、普天間基地の危険性の除去については一言も触れないまま、選挙を進めたんですね。普天間が危険だから辺野古へ移設しようということになっているわけで、辺野古新基地建設反対一辺倒で、危険な普天間が使われ続けるのでは、本末転倒です。

 一方、沖縄は感情的に難しいところがありますので、正論を吐いているだけではダメですよね。安倍政権としても法的なところだけで突き進んでいくのではなく、普天間の危険性を除去するという目的を掲げながら、しっかりと沖縄に寄り添っていくという姿勢をしっかり取っていくべきでしょう。選挙の争点というのは基地問題だけではないので、今回すべてが決したというよりも、これはひとつの局面です。これから国政選挙も含めてさまざまな選挙もあり、いろんな場面で見て判断していかなければならないと思います」(同)

 玉城知事は10月4日の初登庁で、「いばらの道だが、そこにいばらがあれば、踏み締めて踏み越えていくという覚悟が必要だし、そのいばらをかき分けて突き進んでいきたい」「いばらをかき分けていったその先に、県民が求めている未来が必ず見えてくる。信じて突き進んでいきたい」と語った。
(文=深笛義也/ライター)

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