口利き疑惑の片山さつき大臣に囁かれるパワハラ問題…秘書が働きたくない事務所トップ3入り

Business Journal / 2018年10月21日 15時0分

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 国会議員秘書歴20年以上の神澤志万です。

 第4次安倍改造内閣はいろいろな意味で話題になりそうだということは以前にも書かせていただきましたが、期待通りというか、片山さつき内閣府特命担当大臣の口利き問題が「週刊文春」(文藝春秋)によって報じられました。

 永田町の一部の議員事務所には、発売前のいわゆる“早刷り”がファクスで出回ります。最近は、PDF化されたものがメールに添付されたりLINEで転送されたりしてくるようになりました。

 今週まわってきた記事には「片山さつき大臣 国税口利きで百万円」とありました。「証拠文書入手!」「あっせん利得処罰法違反の疑い」という見出しも躍っています。タイトルだけを見るとセンセーショナルですが、永田町ではあまり大きな話題にはなっていません。

 記事では、企業経営者のXさんが、2015年に青色申告の承認が取り消されそうになったときに「当時、片山議員の私設秘書だったNさん」を通じて、片山議員に相談したことを明かしています。Nさんは税理士でもあり、XさんはこのNさんから直接「大丈夫」と言われ、指定口座に100万円を振り込んだそうです。しかし、結局は青色申告の承認は取り消されてしまいました。

 Xさんは、「Nさんではなく、片山先生が国税当局に働きかけてくれると認識」「片山先生にお願いしたと認識」して100万円を振り込んだものの、青色申告の承認が取り消されたことでNさんを追及したそうですが、連絡が取れなくなってしまったようです。

「文春」の取材に対して、片山事務所は「そのような事実はありません」「(Nさんはすでに)退職しています」などと相変わらずのツンツンぶりです。「文春」が発売された10月18日には、片山大臣が記者会見を開いて「口利きをしたことは一切ございません。100万円を受け取ったこともございません」と反論しました。さらに、名誉毀損で訴える準備をしているようですが、いったい真相はどうなっているのでしょうか。

●片山大臣の口利き疑惑は甘利事件と同じ?

「文春」はこの問題に6ページも割いていますが、いろいろなことを盛り込み過ぎで読みにくいという印象を持ちました。

 実際はとてもシンプルな問題で、片山大臣があっせん利得処罰法で処罰されるかどうかに絞ってほしかったのですが、安倍政権の危機を煽ったり前夫の舛添要一氏の話を持ち出したりしていて、ゴチャゴチャの構成でした。それだけに、焦点がぼやけてしまった感があります。

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