『グッドワイフ』に絶賛の嵐…近年稀にみる高い完成度、脚本&演出&俳優陣も完璧

Business Journal / 2019年1月15日 18時0分

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 常盤貴子が主演を務める連続テレビドラマ『グッドワイフ』(TBS系)の第1話が13日に放送された。TBS系連ドラで常盤が主演を務めるのは、2000年に放送され大ヒットした木村拓哉とのダブル主演作『Beautiful Life 〜ふたりでいた日々〜』以来、実に19年ぶりとなる。

 同ドラマの主人公・蓮見杏子(常盤)は、出産後は専業主婦として家庭を守ってきたが、エリート検事の夫・蓮見壮一郎(唐沢寿明)が収賄容疑で逮捕されたことで生活が一変。そのうえ、壮一郎の女性スキャンダルも明らかになり、これまでセレブな生活を送ってき杏子は子どもたちを守るために16年ぶりに弁護士に復帰し、その成長を描いていくというストーリーだ。

 16年のブランクがあり、なかなか雇用先が見つからなかった杏子だが、司法修習時代の同期生である多田征大(小泉孝太郎)が経営する『神山多田法律事務所』で仮採用してもらえることに。ただ、司法修習生をトップの成績で卒業するも長年専業主婦だった杏子に対し、もう一人の共同経営者・神山佳恵(賀来千香子)は懐疑的。

 そんななか、女児行方不明事件が発生。夫婦はテレビで子どもが連れ去られたと訴えるも、人気キャスターの日下部(武田鉄矢)は“母親の犯人説”を主張。そのせいで母親は自殺し、父親と日下部がお互いを名誉棄損で訴えるという展開になり、杏子は16年ぶりに法廷に立ったのだった。

 実は同ドラマは、アメリカで放送された同名ドラマのリメイク版。韓国でもリメイクされている人気ドラマであるが、今回の放送を見てインターネット上では一部の視聴者から「スケールが小さすぎ」「セレブ感が足りない」「最近のドラマ海外のリメイク多すぎ」という声が上がっている。

 しかしそれは少数派であり、今回のリメイクについては「期待してなかったけど面白い!」「これは毎週見る!」「上手い具合にリメイクされてるし、いい感じ」「原作ファンだからリメイクやめてほしかったけど、想像してたより全然良かった!」「近年稀にみる高い完成度」と好意的な意見のほうが多く上がっているようだ。

 これだけ高い評価を受けているのは、うまく日本版にリメイクされているだけではなく、演技派俳優が多数出演していることで良いテンポが生まれ、安心してみることができるからだろう。パラリーガルの円香みちるを演じる水原希子にこそ「違和感ある」「やっぱり水原希子、苦手」「水原希子、細すぎて怖い」などの声があがっていたが、昨今に多い若手俳優や女優のゴリ推し感がなく、賀来千香子、吉田鋼太郎、滝藤賢一、小泉孝太郎とベテラン俳優陣が揃っている。こうした俳優陣の演技に加え、脚本と演出も素晴らしい。
 さらに、前クールで放送されていた大ヒットアメリカドラマのリメイク版『SUITS/スーツ』(フジテレビ系)が、あまり評判がよくなかったことも「フジのSUITSより上手い」「SUITSには裏切られたけど、グッドワイフは全然いい」と相対的に評価が上がる理由になっているようだ。

 そのうえ、今後杏子らの弁護士サイドだけではなく、壮一郎サイドの汚職事件も詳しく描かれてくるはず。そして、今回のゲストが武田と大物俳優だったところをみると、今後も毎回さまざまなゲストが登場するのだろう。今期は同作以外に『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』(フジテレビ系)、『イノセンス 冤罪弁護士』(日テレ系)とテーマが違う弁護士ドラマが揃っているが、果たしてどれが今期No.1の弁護士ドラマとなるのか注目だ。
(文=絢友ヨシカ/ライター)

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