宅見勝射殺事件、五代目山口組・渡邉芳則組長の指示だった!21年目の真相告白

Business Journal / 2019年1月23日 21時0分

 だって、外相もやった晋太郎が段取りしているんですから、行けないわけはないでしょう(笑)。その息子である晋三は、そういう采配はまったくできないのはおもしろいですけどね。

 話はそれましたが、病気で引退まで考えているナンバー2をなぜ殺したのか。臆測がいろいろと流れたことで、組織の中に疑心暗鬼の空気が生まれてしまったようです。

 これに加えて、バブル崩壊による景気の低迷や暴対法の影響でシノギが厳しくなったことも、組織の空気が悪くなった原因だと思います。カネが回っているうちは不満があってもなんとかやっていけるものですが、そうもいかなくなってギクシャクしていったのでしょう。

 中野さんが自ら事件を語ることで、この疑心暗鬼が解けるかどうかはわかりません。むしろ、新たな軋轢を生むこともあるでしょう。ただ、本書は中野さんが「真実」をつづった貴重な資料ということだけはいえますね。ぜひ読んでみてください。

――ありがとうございました。

 後編では、警察の捜査動向や同様に謎が多い八幡事件などについて、引き続き宮崎氏の話をお伝えする。
(構成=編集部)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング