ダイハツ「タント」は「N-BOX」「スペーシア」と比べ“買い”なのか?全ポイントを評価

Business Journal / 2019年2月18日 9時0分

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●どんなクルマなのか?

 今は新車として売られるクルマの35~38%が軽自動車です。1990年は23%でしたが、2000年には31%に増えて、10年には35%に達しました。

 また国内販売がピークだった1990年に比べると、2018年における小型/普通車の売れ行きは56%まで減りました。今は28年前の約半分です。ところが、軽自動車は7%増えています。その結果、軽自動車の比率が35~38%に達するのです。

 そして、軽乗用車の約45%を占める人気のタイプがスーパーハイトワゴンです。全高は1700mmを上回り、広い室内を備えています。4名で乗車しても快適で、後席を畳むと自転車のような大きな荷物も積めます。

 後席のドアはスライド式なので、電動機能を装着できます。したがって、子どもを抱えて荷物まで持っているときでも、簡単にドアを開いて乗り込めます。収納設備も豊富なので、スーパーハイトワゴンは子育て世代の人たちに多く愛用されています。

 このタイプの先駆けが、ダイハツ工業「タント」です。初代モデルは03年に発売され、このときにはスライドドアが装着されず後席側のドアも横開きでしたが、全高は1700mmを超えて広い室内が人気を集めました。

 07年には2代目になり、左側にスライドドアを装着します。ピラー(柱)をドアに内蔵して、前後のドアを開くと開口幅がワイドになりました。右側は横開き式ドアなので、左右非対称のボディでした。

 13年には3代目の現行型が発売され、左側はピラー内蔵型のスライドドア、右側はピラーの付いたスライドドアに発展しています。緊急自動ブレーキを作動できる安全装備も採用しました。

 このように、タントは安心して便利に使える機能を常に進化させ、根強い支持を得ています。同様のことが軽自動車というカテゴリー全体にも当てはまり、小型/普通車の売れ行きが半減するなかでシェアを拡大したのです。

 なお、タントは19年中にフルモデルチェンジを受ける可能性が高いです。プラットフォームまで刷新するので次期型に期待したいですが、現行型の売れ行きも堅調です。そこで、あらためてガイドしておきましょう。

●人気を得ている理由

 タントの一番の魅力は、ライバル車の本田技研工業(ホンダ)「N-BOX」やスズキ「スペーシア」と同様、広い室内を備えることです。後席の頭上と足元が広く、畳めば自転車なども積めます。左側のピラーはドアに内蔵されるため、前後ともに開くと開口幅は1490mmに広がります。助手席の背もたれに乗降用のグリップを装着したので、体をよじらずに乗り込めます。子育て世代だけでなく、高齢者にも優しい軽自動車です。

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