トヨタ新型「スープラ」徹底解剖…今、世界一ホット&エキサイティングな車の全貌

Business Journal / 2019年3月20日 7時0分

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 極寒の1月に開催されるのは今年が最後となる、北米国際自動車ショー(NAIAS=デトロイト・モーター・ショー)。そのホールで、今回メディアからもっとも熱い視線を集めていたニューモデルの一台が、トヨタ自動車の新型「スープラ」だった。

 先代スープラの販売が中止されたのが2002年。そのキャッチコピーは「The Sports Of TOYOTA」と過激だったが、17年ぶりのデビューとなるニューモデルもまた、そのコンセプトに「Condensed Extreme L6 FR “TOYOTA” Sports」(過激さを凝縮した、トヨタの直列6気筒FRスポーツ)と、きわめてストレートな表現で、このクルマのキャラクターをアピールする。

 新型スープラは、ドイツのBMW社との共同開発となった。現在では新型車の開発コストを低く抑えるために、複数社による共同開発は珍しいことではなく、例えばトヨタの86とスバルのBRZも、両社が共同で開発し、そして生産している。ちなみに新型スープラは、トヨタのスポーツモデル専用ブランドであるGRの専売モデルとなることから、正確にはそのネーミングはトヨタGRスープラとされ、生産はオーストリアのマグナ・シュタイヤーが担当する計画となっている。

 そのコンセプトどおりに、新型スープラのボディーは、スポーツカーとして実にエキサイティングな造形にまとめられている。新型スープラには日本仕様ではまず2タイプのエンジンが搭載される予定だが、それらは2998ccの直列6気筒と1998ccの直列4気筒で、いずれもツインスクロールターボ付き。前後方向のサイズが大きな直列6気筒エンジンを搭載するために、ボディーデザインは当然のことながらロングノーズ、そしてショートキャビンというスタイルを採用しなければならない。だが、スープラの場合はさらにフロントウインドウのグラフィックで、視覚的にロングノーズスタイルを強調している。

 同様にヘッドライトとテールランプのデザインは、前後の強い絞り込みや、フェンダーのグラマラスなスタイルを印象付ける重要な要素。ダブルバブルルーフから、あの2000GTの姿を思い出す人は、相当に熱狂的なトヨタ車のファンといってもよいだろうか。

●“趣味のためだけにあるのではない玩具”

 デザインには賛否両論が渦巻くが、個人的にはそれは、あればあるほどよいものだと思う。新しいものを提案する時には、とかくネガティブな意見が主流となるものだが、デビューから少しの時間が経てば、このデザインは間違いなく新型スープラの独自のデザインとして違和感を抱かれないものになるだろう。

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