日産・スカイラインの乗り心地が残念だ…もはやBMW3のライバルではなくなった理由

Business Journal / 2019年3月24日 9時0分

 外観デザインは、ひと目でBMW3シリーズとわかるコンサバなデザイン。しかし、BMWのアイコンであるキドニーグリルは従来2つのパーツに分かれていたが、新型の3シリーズでは1つのフレームで縁取られ、より立体的な造形となっているのが特徴。またボディのシルエットも長いルーフラインを採用し、Cピラーも緩やかな角度とすることで、流線形が強調され伸びやかなスタイリングとなっている。

 ボディサイズは全長が4715mm、全幅が1825mm、全高は1430mm。先代に比べて全長で70mm、全幅は25mm拡大された。さらにホイールベースも先代より40mm延長され2850mmとなり、室内空間の広さはひとつ上の5シリーズと勘違いするほどの広さとなっている。しかも、ボディは骨格から新設計されており、先代に比べて約55kgの軽量化と高剛性化を実現。さらに重心は−10mmと下げることで、高い走行性能に寄与している。

 インテリアはコクピットが12.3インチの液晶パネルとなり、先進性が光るデザインとなった。その先進性の光るインテリアで注目なのが、BMWとして初採用となるAIを活かした新開発のBMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント。iPhoneのSiriのように、音声会話だけで、車両の操作や情報へのアクセスが可能となる機能だ。従来の音声入力に比べて、より自然な会話に近い言葉で、ドライバーの指示や質問を理解し、適切な機能やサービスを起動してくれる。このインテリジェント・パーソナル・アシスタントは起動する際に、こちらが呼びかける言葉を任意に設定できるのも特徴である。

●いま来た道を、バックで正確に戻れる機能

 新型BMW330i Mスポーツに試乗すると、Mスポーツという専用チューニングの施されたサスペンションに加えて、オプションの19インチのホイール&ランフラットタイヤを装着しているにもかかわらず、路面からのゴツゴツ感が少なく乗り心地の良さに驚いた。ランフラットタイヤ独特のショルダー部の硬さを感じることもなく、ようやくBMWもランフラットタイヤの味付けのコツを掴んだように感じた。ボディは大型化されたが、ハンドル操作に対しての反応の速さやコーナリング時の安定性は、まさにスポーツセダンの代名詞である3シリーズらしさを継承している。ハンドルを握り運転していると、時間を忘れて走りたくなる。そんな気分に浸れるクルマに仕立てられている。

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