日産・スカイラインの乗り心地が残念だ…もはやBMW3のライバルではなくなった理由

Business Journal / 2019年3月24日 9時0分

 BMW3シリーズが高い走行性能が魅力のスポーツセダンなのに対して、スカイラインがスポーティな走りが楽しめるセダンという差となったのは、2001年に登場した11代目スカイラインから路線変更したことが大きい。もともとスカイラインは日本専売モデルだったが、もともとはコンセプトカーだったXVLを、日本ではスカイライン、海外ではインフィニティG35とグローバルモデルとした。さらに搭載するエンジンを直列からV型に変更。ローレルやセフィーロなどと合併させることで、ボディサイズも大型化され、それまでのスカイラインの美点であった高い運動性能は影を潜めてしまったのだ。

 つまり、まさにこのモデルから、スカイラインとBMW3シリーズはライバルではなくなったといえるのではないか。しかも最新型に乗ってみると、運転支援システムの差こそ小さいものの、走りという点では大きく差が開いてしまっている。これは、電子デバイスの味付けの差にも思われ、3シリーズではそれが控えめなのに対し、スカイラインはかなり前面に出ているように感じるのだ。この味付けが、運転する楽しさをスポイルしているのだ。ゴタゴタ続きの日産だが、もう一度、スカイラインという名前が輝くようなクルマをつくってもらいたいものである。
(文=萩原文博/自動車ライター)

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