上原浩治が引退、高校時代は補欠だった…巨人次期監督レースに“大番狂わせ”

Business Journal / 2019年5月21日 19時0分

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 プロ野球・読売ジャイアンツ(巨人)の上原浩治投手が5月20日に現役引退を表明した。メジャーリーグでも活躍した名選手だけに、国内外から惜別の声が寄せられている。

 異例となる“シーズン中の現役引退”を報じたスポーツ報知によると、実力の限界を感じた上原投手が今月に入って球団に引退の意向を報告。慰留する球団に対し、上原投手は「自分の代わりに若手にチャンスを与えてほしい」と申し出たという。報道を受けて上原投手はツイッターを更新し、「今朝の新聞の通り、今日で引退となります。長い間、応援ありがとうございました。まだ心の中、頭の中がごちゃごちゃしてますので、とりあえずはご報告まで…」とつづった。

 1998年のドラフト会議で巨人から1位指名を受けた上原投手は、99年にプロ1年目ながら20勝を上げて最多勝、最多奪三振などのタイトルを獲得する活躍を見せ、新人賞と沢村賞を同時受賞した。また、自身を例えた「雑草魂」というフレーズに注目が集まり、同年の「流行語大賞」にも輝いている。

 2008年にフリーエージェント宣言を行った上原投手は、メジャーのボルティモア・オリオールズに入団。その後、18年に日本球界復帰を果たすまで、テキサス・レンジャーズ、ボストン・レッドソックスと活躍の場を移していく。なお、レッドソックス時代の13年にはクローザーとして大活躍を見せ、世界一を決めるワールドシリーズにも登板。第6戦で最後の打者を空振り三振に仕留め、日本人初の“胴上げ投手”として世界一に輝いた。

 巨人に復帰した18年は36試合に登板して0勝5敗という成績に終わり、今季は1軍登板のないまま引退を迎えた上原投手。インターネット上はねぎらいの声であふれ返り、福岡ソフトバンクホークス・石川柊太投手は「憧れの選手でした。お疲れ様でした」とメッセージを送っている。また、公式ツイッターで引退表明に触れたレッドソックスからは「Wish him nothing but the best to the Red Sox Ninja!(レッドソックス・忍者に心から幸せを願っています)」とのエールが。

 ファンからもメッセージが殺到しており、「イチローに続いて、また球界人気を支えた名選手がマウンドを去るのか。本当にさびしくなる」「エリート集団の巨人にあって、上原投手は異質な存在だった。まさに“雑草魂”という言葉を具現化した名投手だと思う」「『若手にチャンスを与えてほしい』とは、苦労を積んできた上原投手らしい言葉。最後まで感動させてくれる素晴らしい選手ですね」といった声が上がっている。

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