福島空港からJR泉郷駅まで歩いてみた!街灯もない山道を5キロ弱、山中に突如場外舟券場

Business Journal / 2019年6月18日 21時0分

 さて、周辺道路が整備されているということは、福島空港へのアクセスは車が基本となる。2300台分という広大な無料駐車場が確保されており、運転できる人には非常に便利といえる。

 一方で、公共交通機関は郡山駅からのリムジンバス一択といった状況だ。空港のホームページには会津若松といわきからの案内も出ているが、いずれも郡山駅で乗り継ぐというもの。特にいわきからのバスは1時間近く乗り継ぎ待ちをする便もあって、現実的とはいえない。

 郡山駅より近いJR水郡線の各駅や、矢吹や須賀川、白河など東北本線の各駅への路線バスは一切存在しない。乗合タクシーが案内されているが、予約制であり、1人で利用するにはあまり現実的ではなさそうだ。

 今回は郡山駅からリムジンバスで空港へ向かい、最も近い水郡線のJR泉郷駅へと歩いてみた。実践したのは2018年12月中旬。ようやく東北に雪が舞い始めた頃で、積雪はなかった。

●福島空港からJR泉郷駅まで、約4.6kmを歩く

 福島空港のターミナルビルは、地方空港らしいコンパクトな建物。飲食店や物販店、キッズスペースやラウンジなど、一般的な設備は整っている。当日は国内線の出発ロビーがある2階で、県内物産の販売イベントも行われていた。

 何よりインパクトが強かったのは、驚くほどの「ウルトラマン」推し。生みの親である円谷プロダクションの創設者・円谷英二さんが、空港からほど近い須賀川市の生まれということで、コラボレーションしているようだ。

 空港の外に出ると、正面の丘陵地に大きな公園が広がる。「福島空港公園」。空港を一望できる展望台のほか、春には桜が、秋には紅葉が楽しめる広場のほかに日本庭園もあって、かなり大規模な公園なのだが、当日は冬。魅力をほとんど味わえなかったのが残念だった。

 公園を左手に南下し、最初の信号を右手に曲がると、滑走路の下をくぐるトンネルが出てくる。これを抜け、下り坂を10分ほど進むと、右手に真新しい道の駅が見えてきた。「道の駅たまかわ」は2006年にオープン。そば処や産直所などがある。

 一休みしながら、道の駅の中をうろうろしていると、裏手になにやら大きな建物がある。工場にしては豪奢な建物で、パチンコ店や冠婚葬祭場という雰囲気でもない。ぐるりと回って向かってみると「ボートピア玉川」という看板が。ボートレースの場外舟券場だ。

 山の中に突然現れた場外舟券場からは、ちょっと異様な印象を受ける。ただ、周辺は道路も整備されているし、近隣に迷惑をかけることもない。立地としては適した場所なのだろう。

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