『パーフェクトワールド』なぜ珠玉のラブストーリー→今期“評判最悪”ドラマになったのか

Business Journal / 2019年6月13日 19時0分

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 松坂桃李が主演を務める連続テレビドラマ『パーフェクトワールド』(フジテレビ系)の第8話が11日に放送され、平均視聴率は前回と同じ6.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことがわかった。

 このドラマは、大学時代の事故で下半身が不随になった建築士の鮎川樹(松坂)と、高校時代の同級生・川奈つぐみ(山本美月)が繰り広げるラブストーリーだ。2人はいったん付き合ったものの、間もなく「別れたほうが相手のためになる」と互いに考えるようになり、未練を残しつつも別れてしまう。その後、川奈は幼なじみの是枝洋貴(瀬戸康史)と婚約。鮎川と川奈は完全に縁が切れたように見えたが、ある夫婦の家を建てる案件を共同で手掛けることになった――というのが前回までのあらすじだ。

 第8話は、一言で言うと「鮎川と川奈が元の鞘に戻る寸前まで話が進んだ」という回。ラストで2人は互いに「言わなきゃならないことがある」と切り出し、先に口を開いた鮎川が「後悔がある」と言い出したところで幕切れとなった。結末だけ見れば、いい話にも思える。一部の視聴者からは「今度こそ壁を乗り越えて幸せになってほしい」「自分の幸せをあきらめない2人を応援したい」「めっちゃ感動した」など、2人がようやく元に戻る展開を歓迎する声が上がった。

 だが、ただ単に「別れた2人がもう一度付き合いました」という話なら「良かった良かった」と手放しで喜んでいいのだろうが、この2人の場合は違う。川奈はすでに是枝と婚約しており、式場まで予約している段階だ。まさに結婚目前の段階にまで進んでおきながら、「やっぱり本当に好きなのは別の人でした」と手の平を返すような人間を果たして素直に応援できるだろうか。普通だったら、いくら身内や知人であっても、眉をひそめずにはいられないところだ。第8話で川奈がやったのは、そういうことなのだ。川奈は前回の第7話でも鮎川と是枝を振り回すような言動を繰り広げて視聴者のヘイトを集めたが、これで2週続けて人間性を疑わざるを得ない“最低な登場人物”になってしまった。

 実際に、これを受けて「マジでずーっとイライラする」「あまりにも残酷すぎて、来週から見るのやめようと思う」「最初は健気でいい子だと思ってたのに、どんどん(川奈)つぐみのこと嫌いになってく」といった批判や不満の声を上げる視聴者も目立った。なかには、「(川奈)つぐみちゃんと(鮎川)樹目線で考えたら純愛なのかもしれないけど、ヒロ(=是枝)目線だと結構ひどいことしてるよね」と指摘する声もある。第9話の予告映像には、よりを戻した鮎川と川奈の周囲の人々が怒ったり泣いたりする様子が描かれていた。当然の結果と言うほかない。

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