破綻の商工ローンSFCG、会長無罪確定の衝撃 検察が完敗した“スマートな”司法テロ

Business Journal / 2014年6月27日 1時0分

「民事再生申し立て(09年2月)前の4カ月間に、不動産担保付貸付債権や株券など約2670億円のSFCGの資産を、大島元会長の親族会社7社に無償や格安で譲渡した。大島元会長が自宅にしている都内屈指の高級住宅街、東京・渋谷区松涛の建物(地上2階、地下2階)と空手道場は、妻が代表取締役を務める不動産会社の所有。SFCGは『ゲストハウス』として使うという名目で家賃を負担していた。1カ月当たり1525万円の家賃を08年10月からは3150万円に引き上げて、妻のカンパニーに払った。他の役員の報酬は月額30万円だったにもかかわらず、08年8月から大島元会長自身の役員報酬を月額2000万円から9700万円に増額した」

 松涛にある“カネ貸し帝王”の王宮と呼ばれた堅牢な石造りの高塀に囲まれた超豪邸は、破産管財人に8800万円支払うことで話がまとまり、大島ファミリーが取り戻している。

 法律の裏に精通した大島氏は、裁判所が有罪にできない手口を知り尽くしていた。東京地裁の判決に続く東京地検の控訴断念が、それを物語っている。
(文=編集部)

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