実録!賃貸物件の家賃を大幅値引きできた!不動産会社との“意外”な交渉術とは?

Business Journal / 2014年6月30日 14時0分

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 賃貸物件に住んでいれば、2年に1度必ずやってくる憂鬱な出費が、部屋の更新料だ。またその時期がきた。更新手続き書を眺めつつ、ため息が出る。

 私の部屋は、家賃6.5万円+駐車場代1.5万円で、計8万円。そこに、今回から駐車場代を0.5万円値上げして8.5万円。フリーの信用のなさから、強制加入させられる「日本保証」が1.2万円、火災保険料1.9万円で、更新料は合計11.6万円也。

 ただでさえ、消費税が8%にアップして苦しいこのご時世に値上げとは何事か。しかも、大家にとって最大の危惧である「空室」を生まないでやっているというのに。むしろ、携帯会社のように「住めば住むほど、割引」になって然るべきだろ。ココは断固、阻止しなければならない。早速、管理会社に出向き、交渉に挑む。実は、今回の私には武器がある。

 それは、2011年に大阪高等裁判所が「更新料は消費者契約法違反で無効」とする素敵な判決を出し、その後も相次いで京都などで更新料を無効とする判決が出ているのだ。この判決こそ、最大の味方ではないか。そこで、ネットから、この判決に関するデータを印刷。裁判の結果を報じる資料を見せつつ、「私も払う気はない」と主張した。

 だが、さすがに相手もプロだ。

「最近の判決を根拠に、同じことを言われるお客様が急増中ですが、関西圏のお話を関東でされても迷惑です。“慣例”には従っていただきます」
と、断固譲らない。それどころか、宅建主任者が登場して延々と説教が始まる始末。こりゃ、かなわない。

●ごね続けたらまけてくれた

 しかし、ここで引き下がるわけにはいかない。そこで、今度は正論とは真逆の戦法、「バカげたゴネ」に出た。

私「あの部屋、怖いんですよ。知ってました?」

担当者「部屋が怖い?」

私「実はですね、部屋に幽霊が出て、恐怖と戦う日々なんです」

担当者「はぁ? 幽霊?」

私「夜中に勝手にシャワーが流れたり、物が勝手に動いたりするんですよ。女性の泣き声みたいなのも聞こえます。あの部屋、何か過去にあったでしょ?」

担当者「いやぁ……」

 オイオイ、本当に何かあったのか!? 実際には、幽霊なんか出ない、快適なお部屋だけど。すると、担当者が「ちょっと、更新料を見直します」と言い出した。顔には、「妙なオカルトを平然としゃべる面倒な珍客の相手はごめんだ」と書いてある。

担当者「家賃遅納がありませんので、保証人は親御さんのみでOKです。火災保険も、こちらでなんとかしましょう。家賃分の8.5万円で結構です」

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