今年首位争いで注目の広島カープとオリックス、日本一になると経済効果は300億円?

Business Journal / 2014年7月13日 14時0分

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 海の向こうの米国ではダルビッシュ有(テキサス・レンジャーズ)、田中将大(ニューヨーク・ヤンキース)両投手ら日本人メジャーリーガーの活躍が目ざましいが、国内のプロ野球も前半戦がほぼ終了。6月26日時点での1試合平均の観客動員数は昨年の同時期と比べてセ・リーグは3.6%増、パ・リーグは2.4%増と、例年以上に盛り上がりを見せている。

 後半戦に向けてますます活気を帯びることが予想されるプロ野球で、今年特に注目されているのが首位争いを演じるセ・リーグの広島東洋カープと、パ・リーグのオリックス・バファローズだ。

 読売ジャイアンツ(巨人)や福岡ソフトバンクホークス、阪神タイガースなどのいわゆる“お金持ち球団”ではなく、長年優勝から遠ざかっているこの2球団の躍進が、今年のプロ野球を面白くしているといっても過言ではない。

●両球団とも観客数は飛躍的に増加

 オリックスは前身球団の近鉄バファローズが2001年に優勝してから12年間、カープは主力選手を次々フリーエージェント(FA)で放出してしまう背景もあって、1991年以来22年間もリーグ優勝の美酒を味わっていない。

 しかし、両球団とも今年は成績が好調で、それに伴い観客も増えている。オリックスは昨年、ホームゲームで来場者数3万人を超えた試合が年間4試合だったのに対して、今年はすでに10試合(7月1日時点)。カープは昨年初のクライマックスシリーズ進出を果たした勢いそのままに、多くのファンが球場に足を運んでおり、昨年同時期と比べて観客動員数も26.1%増(6月26日時点)と12球団中1位の増加率となっている。また、カープを応援する女性ファンは“カープ女子”と呼ばれ、さまざまなメディアに取り上げられるなど注目を集めている。

 シーズン前半が終わった時点で首位、もしくは首位争いをしているだけでこの景気のよさとなると、優勝したら一体どうなってしまうのか。よく「○○が優勝すると××億円の経済効果」といったニュースの見出しを目にすることがあるが、この2球団が優勝した場合には、どれほどの経済効果があるのだろうか?

●経済効果はどのように予測?

 そこで、尚美学園大学講師でスポーツビジネスについて研究する江頭(えとう)満正氏に、プロ野球の経済効果について話を聞いた。

 紙面などでよく見かける「経済効果××億円」の経済効果とは、どのように算出されているのだろうか?

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