【動画あり】ゲーム動画広告、大反響の成功例「驚きのポイント」駆使し、無関心層も購買へ誘導

Business Journal / 2014年8月7日 1時0分

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 今回紹介するのは、人気ゲーム『アサシンクリード』(ユービーアイソフトモントリオール・スタジオ)シリーズ最新作のプロモーション用に制作された、フランスの街角を舞台としたパルクール(仏発祥のアクロバティックな移動術=フリーランニング)の動画広告です。

『アサシンクリード』は、主人公が自由を守るアサシン集団の一員となって、世界を洗脳しようと画策するテンプル騎士団のターゲットを暗殺していくというアクションゲームです。まずは、ゲームの予告編をご覧ください。


「Assassin’s Creed Unity E3 2014 World Premiere Cinematic Trailer」(無料動画共有サイト「YouTube」より)
動画URL http://youtu.be/-ohFulrJKhI

 作品の舞台は、フランス革命当時のパリです。今作より4人同時プレイとなったこと、ゲームがさまざまな仕掛けを使った暗殺アクションであることなどが短く印象的にまとめられたものとなっています。


「Assassin’s Creed Unity Meets Parkour in Real Life – 4K!」(「YouTube」より)
動画URL http://youtu.be/S8b1zWOgOKA

 そしてこちらは今回の本題である動画広告です。予告編同様ノートルダム寺院からスタートし、こちらでは現代のパリが舞台となっています。

 フランス革命当時の民衆への圧制よろしく、現代のパリでも貴族がホームレスから小銭を奪っています。そこにアサシンクリード内のキャラクターの格好をした4人が登場します。その姿を見た貴族は慌てて逃げ出します。パリの街中で、子どもたちを押し分けて逃亡を図ります。華麗なパルクールで4人のアサシンが追いかけて行きます。小道へ逃げ込みますが、その頃アサシンたちは屋根の上から回りこみます。エッフェル塔やルーブル美術館の前などパリの名所を駆けまわりますが、ついに貴族は追い詰められて、暗殺されてしまいます。モンマルトルの丘に立つ4人のアサシンの後ろ姿で動画は終わります。

 もともと『アサシンクリード』で遊んでいるプレイヤーであれば、黙っていてもゲームの予告編を見てくれるでしょう。しかし、そこまで熱心ではない人々へアプローチするために、ゲーム内容の中からパルクールの要素を切り出し、現実のパリの街で撮影したところに、この動画広告のキモがあります。観光地として知られるパリの名所をパルクールで駆けまわっていく集団の様子は、ゲームに興味のない消費者にも大きなインパクトを残し、そのうちの一定数を実際の購買へとつなぐはずです。

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