有力選手続々輩出、話題のバディスポーツ幼児園、驚異の教育法&経営術 サービスも充実

Business Journal / 2014年11月9日 6時0分

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“公務員ランナー”として知られ、出場する大会で毎回注目を集めるマラソンランナーの川内優輝とサッカー日本代表で最も注目されているFC東京の武藤嘉紀 ――年齢も競技種目も違う2人のアスリートが子供時代に通ったのが、「バディスポーツ幼児園」という教育施設だ。

同幼児園は、各自治体が定める「認可外保育施設指導監督基準」を満たす園で、保育園並みの長時間預かりができる幼児教育施設。バディ企画研究所代表取締役で園長の鈴木威氏が1982年に開園した。高校時代は陸上競技選手として注目され、東京学芸大学で教員免許を取得している。

●一般的なスポーツ施設とは違う、独自の方針

 バディ企画研究所の本社は東京世田谷区の環状8号線近くにあり、地元世田谷区や杉並区、区内に2カ所の園がある江東区の子育て世代にはよく知られた存在だ。希望する園児にはバスで送迎もしており、地域内を「スポーツ教育のバディ」と横書きされたバスが走っている。

 同園で預かるのは2歳から就学前までの子供だ。通常保育時間は平日午前8時から午後5時までで、希望者は午後7時まで延長できる。午前10時から午後3時まで授業を実施。体育は毎日行うが、それ以外に芸術、自然、音楽、言語といったカリキュラムを設けて、幼児の思考力や表現力の育成に力を注ぐ。

 特に力を入れている体育は、陸上やサッカー以外に、器械体操、バスケットボール、柔道など種目はさまざま。取材時に見学した際は器械体操を行っていた。指導者の多くは元選手だ。

 幼児園以外にスポーツクラブ、野外活動教室も運営する。スポーツクラブでは小学5~6年生が、週末には中学生が活動している。幼児園を卒園後も同スポーツクラブに通う子供は多い。そのうちの一つ、バディサッカークラブは少年サッカーの強豪として何度も全国大会に出場しており、武藤選手は小学6年生までここに所属した。

 体育に力を入れる理由について、鈴木氏が次のように語る。

「子供が『やればできる』をすぐに実感できるからです。例えば、年長組は毎年10、11月に跳び箱を実施します。バディではクラス全員ができなければ、できたものとして認めません。そうすると小学校に上がる前の年齢でも、最後は全員、6段の跳び箱が飛べるようになります。子供は簡単なことはすぐに飽きてしまいますが、少し難しいことだとがんばります。できない子には先生がマンツーマンで教えてあげれば、必ずできるようになるのです」

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