異色の働き方フェス、なぜ大盛況?多分野の社会人と若者3千人が対話、ユニーク企画満載

Business Journal / 2014年11月17日 6時0分

写真

「多くのアーティストが集まるロック・フェスティバルのように、さまざまな働き方を提案できるイベントをつくりたい」

「Tokyo Work Design Week 2014」(以下、TWDW)の運営責任者であるBENCH代表取締役・横石崇氏は、このように語る。

 TWDWとは、11 月 19 ~25 日に渋谷・ヒカリエを中心として都内各所で開催される「働き方の祭典」で、今回が2度目。昨年はチケットが完売するなど、働き方をテーマにするイベントとしては異色の大盛況だった。

「いろいろな働き方を知ってほしい」との横石氏の思いを表すように、今年も行政や企業、NPO、個人で活躍する60組以上が登壇し、「女性の働き方」「地方で働く」「社内外起業」などをテーマに、これからの新しい働き方や未来の会社のあり方について、若者3000人と考える企画となっている。

 例えば、登壇者の一人で、『死ぬまでに行きたい!世界の絶景』(三才ブックス)の著者・詩歩氏は、広告代理店で働きながら本を出版、後に退社して現在はフリーランスで働いている。そんな同氏は、今後の日本の働き方について「ウェブ上で自分をブランディングし、個人で働く人が増えるのではないか」と推測する一方、「自分の働き方には、まだまだ迷う。参加者の皆さんと一緒に、これからの働き方を考えていきたい」とイベントに期待を寄せている。

 横石氏が、ロックフェスのようにしたいと語るのには、いくつか理由がある。

「音楽フェスでは、特定のアーティストの音楽を聞きにいったとしても、ほかのアーティストの音楽に触れて、その良さを知ることがある。フェスには、そんな発見がある」(横石氏)

 何かのイベントに参加する場合、自分が気になっているテーマ以外の知識はほとんどないことが多い。働き方についても、現在は非常に多様化しており、自分に合う働き方を見つけるためには、まず多くの働き方を知ることから始まるのではないか。

 TWDWの企画は、トークイベントだけではない。例えば、仕事旅行社が手がける「仕事旅行」は、多様な仕事を体験できるプログラムだ。仕事旅行社代表取締役の田中翼氏は、次のように語る。

「今の働き方が自分に合っているかどうかわからない人は、そもそもどのような働き方があるかをよく知らない可能性がある。だから、まず多様な働き方を知ってほしい」

 一つの会社だけに勤めていると、他の会社ではどのような働き方があるのかを知る機会はあまりない。結果、転職して初めて働き方の違いを知ることになる。しかし、仕事旅行では、退職せずにほかの仕事を体験できるのだ。

ビジネスジャーナル

トピックスRSS

ランキング