誰かに教えたくなるやばい日本史。歴史上のあの人物には裏の顔があった!

cafeglobe / 2019年1月20日 5時15分

どんな人にも表と裏の人格が、多少なりともあるものです。そんな人間たちが織り成してきた歴史だからこそ、「すごい」と「やばい」の両面が当然あるのでしょう。

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本郷和人著『東大教授がおしえる やばい日本史』 には、歴史上の主要人物の「すごい」と「やばい」がさまざまに紹介されています。

著者は、東京大学史料編纂所の教授で、専門は日本中世史。多数メディアにも出演していて、NHK大河ドラマやアニメ・漫画において、数々の時代考証を担当した経歴の持ち主です。

切り口はユニークですが、学術的にはしっかりと詰められた内容。ラフに楽しみながら日本史を学ぶことができる一冊です。

歴史上の有名人だって、欠点はある!

たとえば、総理大臣を二度務めて早稲田大学を作ったかの大隈重信はこう言いました。

「わたしは明治維新の立役者となった西郷隆盛や大久保利通といった人物と仕事をしてきた。世の中ではかれらは英雄と言うけれども、やはりかれらも『一人の生きた人間』であった。すぐれた点もあるけれど、短所だってあったのである。」

歴史上の有名人も、みんな欠点を持った普通の人間であり、完全無欠の偉人などいないということがよくわかります。

時代を変え、激動の中を生き抜いた人々の偉業を知る。それと同時に欠点を知ることで、歴史から学ぶ奥行きはさらに深まりそうです。

「清少納言」の知られざる裏の顔

平安時代の女流作家・清少納言。一条天皇の最初の正妻である定子に仕えたことで有名です。定子の運命に翻弄されて苦労の多い人生でありながらも、『枕草子』という珠玉のエッセイを書き残した偉業は、現代においても燦然と光り輝いています。

しかし、一方で『枕草子』には、美しい風景描写と同じくらいに、凄まじいほどの他人の悪口が記されています。

定子が住む美しい世界をこよなく愛する一方で、身分の低い人やお年寄り、器量がよくない人を忌み嫌っていたという清少納言。まさに、表裏一体の偏りを表す、最たるタイプでしょう。

ちょっとした雑談はこんな歴史ネタで、場を和ませてみてはいかがでしょうか。

東大教授がおしえる やばい日本史

著者:本郷和人
発行:ダイヤモンド社
定価:1,000円(税別)

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