【企業選び】就活における大手病とは?デメリットや克服方法を解説

キャリマガ / 2019年10月4日 11時0分

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就活中に「大手病」という言葉を耳にすることがあります。就活生が陥りやすいと言われていますが、そもそも大手病とは何を指し、どんな問題点があるのでしょうか。ここでは、大手病とその問題点を明らかにし、対策について解説します。

就活で注意したい大手病!なぜ大手ばかり狙うようになる?

大手病の人は、なぜ大手ばかりを狙うのでしょう?就活で陥りやすい大手病について詳しく解説します。

大手病とは?

大手病とは、就活において大手企業ばかりを狙い、視野が狭くなることです。大手企業とはいわゆる業界トップクラスの認知度が高い企業のことで、大手病になると中小企業や中堅企業を回避して、大手企業しか視野に入らなくなります。つまり、大手企業にしか興味がなく、自分に合った企業選びができなくなっている状態です。金融業界ならメガバンク3行、広告業界ならトップ3だけに執着した就活をしているような人は大手病と言えるでしょう。

大手ばかり狙うと何が問題?

大手企業の多くは確かに魅力的です。しかし、大手病の問題は、「大手だから」という理由だけで志望企業を選んでいることです。つまり、大手に就職することが最終目的になっているということ。企業の方針や理念、社風などを度外視するだけでなく、やりたいことすらないのに大手から内定をもらうことに執着している点です。

大手を狙う理由

大手を狙う理由は、「安定感があるから」「自慢できるから」「待遇がよいから」「知名度があるから」など、安定して高待遇であることが背景にあります。もちろん、安定や待遇も大切ですが、大手のメリットしか見ていないのは問題です。

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就活で大手病に陥りやすい人は?

では、就活で大手病に陥りやすい人とは、どのような人なのでしょうか。大手病に陥りやすい人の特徴が自分に当てはまるかチェックしてみてください。

人の目が気になる

「知名度が低い企業には入りたくない」などと思っていませんか?思い当たる人は、どうして名の知られていない企業に入りたくないのかを考えてみましょう。周囲の人の目が気になる人は、知名度が低い企業では「見下される」「恥ずかしい」などと感じたり、「そんな企業は知らない」などと言われたりするのを恐れているから。あるいは、高学歴ゆえに「大手に入社しなければ」というプレッシャーや強迫観念があるからです。しかし、人に自慢するために就活をしているわけではありません。プライドにしがみついてばかりいないで、自分がしたいことをしっかり見つけるようにしましょう。

ブランド志向

ブランド志向が強い人は、大手病を疑ってみましょう。なぜなら、ブランド志向の人はネームバリューに弱いからです。誰もが知っている大手企業はまさに一流ブランド。そのブランドを手にすることで安心するタイプだからです。ブランド志向は、大学までで終わりにしたらどうでしょうか。

自分に自信がない

自分に自信がない人は、大手に入社できないと「友達が離れていってしまうのでは」などと考えがちです。また、常に安全圏にいることで「安心」を得る傾向が見られます。就活での安全圏は「大手企業」。なぜなら「安定した将来」があると信じているからです。大手に入ることで自分に足りないものを埋め合わせたいのかもしれませんが、自分の長所を磨く方が自信につながるでしょう。

将来の目標がない

将来の目標がない人は、「とりあえず」就活をしていたり、「とりあえず」大手を選んだりする傾向です。しかし、とりあえず大手を選んでいるような学生を企業が望むでしょうか?将来の目標がない人だけでなく、大手病の人のほとんどが企業選びの基準が乏しいために、志望動機も乏しくなっているのです。しっかり企業研究や自己分析をして、将来の目標を立てるようにしましょう。

就活で大手病に陥るとどうなる?

就活で大手病に陥ると、どのような末路を迎えることになるのでしょうか。

優良な中小企業に目が行かない

大手病の人は大手企業に極端に執着しているため、優良な中小企業にまったく目が向きません。そのため、自分を必要としている企業や自分に最適な仕事があっても、その機会を逃してしまう可能性があります。

競争率の高い大手ばかり応募するので内定に至らない

大手企業は日本にある約400万の企業の1%にも満たない狭き門です。当然、多くの人が応募するため競争率は高く、なかなか内定に至らないのが現実です。周囲の人が着実に内定を得るなか、焦りばかりが募る日々を過ごすことになります。大手に執着しすぎた結果、どこからも内定を得られなくなる可能性もあるでしょう。

就職浪人しても克服できない限り、同じ失敗を繰り返す

どこからも内定を得ることができずに就職浪人しても、大手病を克服しない限り、同じ失敗を繰り返すことになります。「就職浪人すれば大手から内定がもらえる」というのは甘い考え。年数が経てば経つほど就活は厳しくなるだけです。

たとえ入社できても早期離職する

たとえ大手に入社できたとしても、大手に入ることが目標であった大手病の人は、業務上の目的意識がないため早期離職につながりやすい傾向があります。就活の軸が定まっていなかったことが原因で、企業とのミスマッチが起きたということ。早期離職をすれば、また就活に逆戻りです。最終的にブラック企業にたどり着いたという悲惨な末路にならないように、大手病をなるべく早く克服しましょう。

就活で大手病にならない・克服する方法

最後に、就活で大手病を克服する方法を具体的にご紹介します。

自分のやりたい仕事や目標を明確にする

大手企業に「安心」「ブランド」「自信」などを与えてもらうことだけを考えていては、大手病は克服できません。「自分は何をやりたいのか」「自分の強みは何か」「将来どうなりたいのか」など、仕事に対する目標を明確にする必要があります。そのためには、自己分析をしっかりすることです。自分を見つめ直して、やりたい仕事や目標を明確にしていきましょう。

業界に目を向ける

自己分析をして自分のやりたい仕事や目標が明確化できたら、その目標を達成するための業界を絞り込みましょう。企業の規模ではなく業界全体に目を向け、視野を広げていくことが大切です。もちろん、絞り込んだ業界だけでなく、いろいろな業界を知ることも視野を広げる助けになるでしょう。

中小企業のメリットに目を向ける

日本の多くの企業が中小企業です。その中小企業が大手企業に協力して日本経済を支えているのです。知名度が低い中小企業のなかにも優良な企業はたくさんあり、業界トップのシェアを誇る企業もあります。また、CM広告をしないBtoB企業はあまり知られていませんが、優良企業が多く狙い目です。BtoBはBusiness to Businessの略で、BtoB企業とは法人を相手に商取引を行う企業のことです。さらに、女性が活躍しやすいのも中小企業で、子育てサポートなども充実しています。中小企業には大手企業に負けないメリットがあるので、中小の優良企業にも目を向けてみてはどうでしょう。

大手病を克服して就活を成功させよう!

大手企業に興味を持つことは決して悪いことではありません。大切なのは、自分なりの企業選びができるかどうかです。大手に限定することなく本当に自分に合った企業と出会えるように、大手病を克服して就活を成功させましょう!

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就活あるある挙げてこうぜの口コミ・掲示板 - みん就(みんなの就職活動日記)

著者:reisuke

人材派遣会社で数年間コーディネーターとして従事し、その後海外へ。現在は、ライター・翻訳者・日本語教師という3つの顔を持つ。政治・経済・教育を中心に幅広いジャンルで執筆中。

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