出発直前で迷わない!業界研究セミナー参加時の服装について知ろう

キャリマガ / 2017年10月19日 12時0分

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就活セミナーのひとつに業界研究セミナーがあります。企業の直接的な選考の場ではありませんが、就活の一環には変わりありません。では、業界研究セミナーにはどのような服装で参加するのが良いのでしょうか?状況別にまとめてみました。

業界研究セミナーって何?

学生が企業の情報を知る手段には、会社説明会や合同説明会と、就活セミナーがあります。どちらも、学生に企業のことについて知ってもらうという趣旨はだいたい同じですが、説明会はどちらかと言えば企業が主体であるのに対し、就活セミナーは学生が主体のイベントと考えることが可能です。

就活セミナーは企業の一方的な説明だけでなく、学生から企業への働きかけが可能なケースが多く、学生が自分を売り込むチャンス、すなわち採用選考の一環と捉えることもできます。
業界研究セミナーは、就活セミナーのなかでも同じ業界の企業が集まって開催されるセミナーで、情報解禁前の11~2月頃に行われるのが一般的です。解禁前に就活がスタートできるだけでなく自分をアピールできる場でもあるため、その業界を志望する学生にとっては大きなメリットがあると言えます。

業界研究セミナー参加時の服装 ~基本編~

業界研究セミナーは一般的に就活が本格的に始まる前に行われますが、企業の採用担当者が出席することも多いため、基本的にはスーツを着ていくのが無難です。実際に、大半の学生がスーツで参加しています。就活用のスーツは黒が定番ですが、光沢や織り柄のない無地のものなら濃紺や濃いグレーでも問題ありません。採用担当者がチェックしているのは、体型に合っているかどうか、シワや汚れがないかどうか、着衣の乱れがないかどうかなどで、スーツの色や素材よりも着こなし方が重要です。

男女ともスーツで大切なポイントはサイズ感です。肩幅、胴回り、着丈が体型に合っているかどうかをチェックしましょう。男女別に着こなしのポイントは次のようになります。

■男子
・スラックス丈は靴を履いた時に前面に窪みが1カ所できる長さ
・袖丈は、袖口からシャツが1~1.5cm見える長さ
・靴は黒でシンプルな紐靴がベスト
・ネクタイの結び方にも注意

■女子
・スカート丈は膝が隠れるくらいの長さ
・袖丈は親指の付け根が隠れる程度
・靴は、ヒール高が3cm程度の黒でシンプルなパンプスがベスト。

鞄は黒のA4サイズが入る大きさで置いた時に自立するタイプを選びましょう。また、シワやヨレ、ほつれや破れ、汚れは大きなマイナスポイントです。普段からしっかりと手入れを行うようにしましょう。

業界研究セミナー参加時の服装 ~「服装自由」編~

業界研究セミナーはスーツで参加するのが一般的ですが、案内に服装について書かれていることがあります。そのなかで多くの人が迷ってしまうのが「服装自由」と書かれている場合です。
服装自由の場合は私服でも問題ありませんが、大切なのは業界研究セミナーという場に見合った服装であることです。余程の場違いでない限り、私服の選択で選考に不利になることはないでしょうが、基本的にビジネスカジュアル(オフィスカジュアル)という認識を持っていれば問題ありません。服装自由は私服でもOKという意味ですが、裏を返すと「スーツでも可」ということになります。迷った時はスーツを着ていくのが無難です。

また、「服装自由」という表記ではなく、「普段着」や「私服」と書かれていることもあります。このような場合は、企業側がスーツ以外の服装を意図していると考えるのが自然なので、スーツではなくビジネスカジュアルで参加するほうが良いでしょう。ただし、注意したいのがアパレル業界のセミナーです。アパレル業界の場合、個人の服装のセンスや選択の仕方を見ている場合が多いので、その服装を選んだ理由を明確にしておく必要があります。特に、「自分らしい服装で」などと書かれている場合には、センスを見られていることが多いと考えておきましょう。

業界研究セミナー参加時の服装 ~「ビジネスカジュアル」編~

案内に「ビジネスカジュアル(オフィスカジュアル)」、「普段着」、「私服」などと書かれている場合は、スーツではなくビジネスカジュアルで参加しましょう。ビジネスカジュアルとはスーツよりも少しくだけた服装のこと。ただし、ビジネスにふさわしい服装であることは絶対条件です。
厳密に言うと、ビジネスカジュアル(企業を訪問しても問題のない服装)とオフィスカジュアル(オフィスに急な来客があっても対応できる服装)を分ける場合もありますが、業界研究セミナーの場合、それほど気にしなくても良いでしょう。ビジネスカジュアルは襟付きのシャツにジャケットというスタイルが基本です。シャツやカーディガンでも問題はありませんが、ジャケットを着たほうがきっちりとした印象に見えます。では、男女別に詳しく見ていきましょう。

■男性のビジネスカジュアル
・全体的には落ち着いた色にまとめるのがポイント
・シャツは襟付きが基本。白や淡色系のもので、無地か柄入りの場合は控えめのものがベター
・ジャケットはコットンやポリエステルのテーラードジャケットが基本
・パンツはチノパンやテーパードパンツが基本。ジャケットと違う色を選んだほうがカジュアルな印象になる

■女性のビジネスカジュアル
・全体的には白や紺、黒、茶系の落ち着いたカラーに淡色系のシャツを合わせて柔らかめの印象に
・襟付きのシャツとコットンやポリエステル素材のジャケットを合わせる
・ボトムスは膝丈のタイトスカートやフレアスカート、ストレートパンツやクロップドパンツが望ましい
・靴は華美でなくつま先の出ないものを選択

あくまでもビジネスの場であることを意識し、清潔感のある服装で臨みましょう。

業界研究セミナー参加時の服装 ~「服装についての記載がない」編~

業界研究セミナーの案内に当日の服装についての記載がない場合は、「服装自由」と捉えて問題ありません。したがって、何も書かれていない場合はスーツを着ていくのが無難でしょう。もちろん、ビジネスカジュアルでも問題ありません。しかし、敢えて主催者側に問い合わせるという方法もあります。業界研究セミナーのメリットは企業とは別に主催者がいるということです。採用担当ではないので、比較的気軽に問い合わせることができますね。

主催者側に事前に問い合わせることは疑問点を明確にできるだけでなく、企業に電話をかけたり、社会人と話したりする練習になるというメリットもあります。電話のかけ方のマナーや言葉遣いも勉強できるので、就活の練習と考えて、問い合わせしてみるのも良いでしょう。

業界研究セミナーごとに適した服装を選ぼう

業界研究セミナーは採用試験の場ではないので、他の参加者と違う服装でも焦る必要はありません。大切なのはその場に適した服装であることです。案内に書かれていることや業界の特色などを事前にしっかりと確認し、セミナーを有意義に過ごせるようにしましょう。

参考

[1]2018年卒就活スケジュール - みん就(みんなの就職活動日記)
[2]https://www.nikki.ne.jp/event/20131114/?scid=wi_mns_isnews_res_special_ctb_20131114
[3]2017.8.7

[1]就活の第一歩!企業説明会でのマナーと質問例
[2]https://www.nikki.ne.jp/event/20150729119/?imp=20150729119&cat=mnnr&scid=wi_mns_isnews_wi_matome_navi_int_122
[3]2017.8.7

[1]就活シーンにおける“私服”の意味、正しく理解していますか?
[2]https://www.nikki.ne.jp/event/20150729182/
[3]2017.8.7

関連リンク

イベント・合同説明会(みん就フォーラム)開催一覧 - みん就(みんなの就職活動日記)
服装自由のときのクチコミ・掲示板 - みん就(みんなの就職活動日記)

 

著者:福田 結希

人材コンサルティング会社に約8年間所属。主に、新卒採用試験(主に集団面接、グループディスカッション・プレゼンテーションなどの評価)、企業研修等でのコンピテンシーアセスメント等に関与していました。

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