輪島市の水害 復旧作業は長期化か…7人が死亡 6人の安否や行方が不明 重機入れず人海戦術での捜索活動も

CBC

石川県輪島市では、規模を拡大して捜索活動などが続いています。

（荘司和也カメラマン）
「輪島市の市街地上空です。道路に泥が残っていて、茶色くなっています」

記録的な豪雨の発生から3日目。人的被害は、これまでに7人が死亡し、6人の安否や行方がわからなくなっていて、現場では規模を拡大して捜索活動などが続いています。

重機が入れず、人海戦術で作業が進められているところも。

降り始めから、23日午前10時までの雨量は、輪島市で500ミリを超えるなど、9月の平年値の2倍以上となっていて、14地区56か所が孤立している他、断水は輪島市で3,000戸以上。珠洲市で1,700戸以上に上っています。

元日の地震に追い打ちをかける今回の水害の復旧作業は、長期化が懸念されています。