78歳でも“いきいき” 内閣府が山武市の男性に「エイジレス章」を贈呈

　年齢にとらわれず いきいきとした生活を送っているお年寄りに贈られる内閣府の「エイジレス章」が、千葉県山武市の７８歳の男性に贈られました。

　「エイジレス章」が贈られたのは、山武市シルバー人材センターの会長を務める藤田進久さん７８歳です。

　藤田さんは２０１０年にセンターに入会し、２０１８年から会長に就任。

　定年まで山武市役所に勤めた経験を生かして、市役所の窓口業務や、広報紙の配布業務など、これまでセンターで引き受けた事例のない新しい分野での業務委託を獲得。

　事務作業が得意な女性などを中心にシルバーセンターの会員数を増やすなど、精力的に活動してきました。

　受章を受け、藤田さんは「身に余る思い。センターの会員や、仕事を発注してくれる人など、すべての人の熱意に感謝している」と述べました。

　「エイジレス章」は、年齢にとらわれず いきいきとした生活を送るお年寄りに、内閣府から毎年贈られているもので、２０２４年は全国から４９人が選ばれています。

山武市シルバー人材センター 会長　藤田進久さん（７８）
「いまはシルバー人材センターの会長という役目があるので、その間はとにかくセンターを適正に、また発展させていくということが目標」