災害時の地域貢献を目指す“防災部” 部員が資格試験に挑戦！

中学校の“防災部” 資格試験に挑戦！

　災害時の地域貢献を目指す「防災部」の部員たちが、ある資格試験に挑戦しました。

　千葉県長生村立長生中学校の防災部は、災害時、地域に貢献できる中学生を目指そうと、２０２１年に発足し、部員数は現在７０人近くに上ります。

　９月１９日に防災部員が挑戦した試験「ジュニア防災検定」は、子どもたちが自分で考え、判断し、行動できる防災力を身に着けることを目的に自助、共助、公助に関する問題のほか、全国で実際に起きた災害に関する知識なども問う内容となっています。

　生徒たちは真剣なまなざしで次々と回答用紙を埋めていました。

　なお、検定では筆記試験のほかにレポートなどの課題の提出も必要で、合否の判定は課題提出から１か月ほどかかるということです。

生徒は―
「土砂災害や津波・地震の問題数が多くて難しかった。手ごたえはある」

「昔の地震とかの問題もあって、自分が勉強してきた問題もあったので頑張れた」

「この長生地域は高齢者が多いので、私たち中学生みたいな若い人が率先して活動できるように頑張っていきたい」