馬術日本一の高校生 地元船橋市を表敬訪問

　馬術競技のインターハイで優勝を果たした千葉県船橋市ゆかりの高校生が９月２４日、市長を表敬訪問し、これからの目標を語りました。

　船橋市の松戸徹市長を表敬訪問したのは、神奈川県の慶応義塾高校３年生で、８月、北海道で開催された「全日本高校馬術選手権大会」で見事、優勝した小川冬威さんです。

　船橋市内に住む小川さんは１０歳から、市内の「中山競馬場スポーツ少年団」で乗馬を始め、これまでもさまざまな大会で優秀な成績を収めてきました。

　競技に臨むにあたり、「馬を敬い、信じることが大事」と話す小川さんは、今後について「大学生になっても全国大会で優勝したい」と力強く語りました。

　これに対し、松戸徹市長はパリ・オリンピックで日本が９２年ぶりにメダルを獲得したことを踏まえて、「ぜひ４年後のロサンゼルス大会も目指して、自信を持って活躍してほしい」と激励しました。

慶応義塾高校 ３年　小川冬威 さん
「教わるのは人間の先生だが、上手くなるためには馬を敬わなければいけない。そういった意味でも馬を先生として敬って、失敗や日常生活での我慢など、成長できることが（馬術の）一番の魅力」