「政治不信増大させた」千葉維新の会が請願偽造問題受け謝罪

「政治不信増大させた」千葉維新の会謝罪

　日本維新の会の千葉県連組織「千葉維新の会」は９月２４日に記者会見し、千葉市議会の請願偽造問題について、「市民の政治不信を増大させた。申し訳ございません」と謝罪しました。

千葉維新の会の会見
「市民の政治不信の増大を所属議員が引き起こしお詫び申し上げます、申し訳ございませんでした」

　千葉維新の会の佐藤浩幹事長は９月１２日に発覚した、維新所属議員らによる千葉市議会の請願書の偽造について、市民の了承を得ずに請願書の署名を代筆した行為など「ルールを守らず、大変反省している」と述べました。

　請願の本来の趣旨・制度に合致していない「偽造」で、民主主義の根幹を壊したとして、９月１６日付で関わった市議４人を処分しました。

　４人は会見に同席し、それぞれ頭を下げました。

　最も重い離党勧告を受けた大平真弘氏は２０日、離党し、議員辞職については「熟慮を重ねたうえで今後の進退を考えたい」と述べました。