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多様性を尊重し互いの個性を認め合おう! 千葉県立大多喜高校で「私服登校の日」

チバテレ+プラス / 2024年9月25日 17時1分

多様性を尊重しお互いの個性を認め合う

 多様性を尊重し、お互いの個性や能力を認め合おうという取り組みが、千葉県立大多喜高校で始まりました。

 登校する生徒の中に私服姿の生徒が混じっています。

 大多喜高校では9月25日「大高ダイバーシティ―デイ」と銘打って、私服での登校も認める「私服登校の日」を実施しました。

 この取り組みは、多様性を重んじる千葉県の条例の施行や、2024年6月の「ちばダイバーシティ宣言」を受け、生徒会を中心に企画したもので、制服に代わる衣服を着ることで、お互いの個性を尊重し「多様性」の意味について理解を深めてもらおうという狙いがあります。

 高校によりますと、確認できた333人の生徒のうち、104人が私服で登校したということです。

 制服派、私服派、それぞれの反応は?

制服着用の生徒は―
「きょうが初めての取り組みということで“様子見”で制服で来た。私服の人もけっこう多くて、次回から自分も私服で学校に来ようと思った」

私服着用の生徒は―
「最初ということもあり緊張したが “大高ダイバーシティ―デイ” という大多喜高校での活動なので、自分の個性を出していけたら良いなと思って私服で登校した」

 企画に携わった生徒会長は、「私服登校」を皮切りに今後も“多様性”をテーマとした様々な取り組みを続けていきたいと話しています。

大多喜高校3年 生徒会長 座間亮平 さん
「お互いの個性の尊重に着目して実施した企画なので、それに沿った企画を新たに考えたり できればと思う」

 「私服登校の日」は、今後も月1回のペースで実施されるということで、高校は、「取り組みを通じて生徒自らが多様性を重んじる考えを育み、お互いを尊重して認め合える関係性を構築してほしい」としています。

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