マイナンバーカード交付申請書を誤交付 別人の情報をシステムに入力 千葉市

マイナンバーカード交付申請書を誤交付　千葉市

　千葉市は９月２５日、別の人の個人情報が記載されたマイナンバーカードの交付申請書を誤って交付したと発表しました。

　誤交付があったのは千葉市の中央区役所で、市によりますと９月１９日の午後、マイナンバーカードの申請手続きで窓口に来た女性に、別の人の氏名や住所などの個人情報が記載された交付申請書１通を誤って発行したということです。

　交付申請書を作成する際に、職員が誤って直前に受付・発行した別の人の情報をシステムに入力したことがミスの原因で、女性から「マイナンバーカードの申請がうまくできない」と相談があり誤って交付したことがわかりました。

　マイナンバーの漏洩はなく、市は女性に謝罪し、正しい申請書を交付するとともに、個人情報が記載された対象者にも謝罪しました。

　千葉市は「関係者の皆様にご迷惑をおかけしたことを深くお詫びします」とコメントするとともに、再発防止策として申請書を交付する際には複数の職員で確認を徹底することにしています。