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藤ヶ谷太輔×奈緒、等身大の姿に原作者も太鼓判『傲慢と善良』メイキング写真&スポット映像

cinemacafe.net / 2024年9月25日 14時0分

辻村深月による同名小説を原作とした『傲慢と善良』より撮影現場メイキング写真とスポット映像が解禁された。


2023年最も売れた小説として大きな話題となった原作を、藤ヶ谷太輔と奈緒のW主演で映画化した本作。マッチングアプリで出会い婚約した男女の“一生に一度の選択”を描く、恋愛ミステリーだ。


今回で、4年振り2度目の共演となった藤ヶ谷と奈緒。月日を全く感じさせないほど自然に打ち解けた2人は、撮影前から萩原健太郎監督を交え自身の恋愛観や結婚について、どっぷり話し合ったという。物語の生みの親である原作者の辻村深月も現場を訪れ、キャストとスタッフが一丸となって議論する様子を目の当たりにし、その熱量の高さに「この本を書いてよかった」と強く感じたというほどだ。


そして完成した映画を観た辻村氏は、「観終えたあとには『もう、これが見たかった!』という感じになっていました」と納得の出来栄えに太鼓判。特に2人が演じるキャラクターの等身大の姿に対して、「二人ともカッコいい、かわいいけど、“カッコ悪い”っていうところをすごく大事に演じてくださっているんです。でも人が生きてくってそうだよな、とすごく伝わってきて。もうめちゃめちゃ面白かったです」と、繊細に体現された主人公の姿に心動かされたことを明かす。


奈緒も「“カッコ悪さ”は、萩原監督と藤ヶ谷さんと私と3人で話すときにすごく大事なキーワードにしていました」と、演じたキャスト達にとっても重要な要素だったと明かしている。


そんな架の“カッコ悪さ”を藤ヶ谷が体現したシーンを収めたスポット映像も公開。真実がついた嘘の真相を知った架が、声にならない思いを叫ぶこのシーンを辻村氏はお気に入りの一つに挙げ、「架が床にのたうち回って、『あーっ!』と叫ぶシーンは、もう皆に観てほしいですよね!もれなく観てほしい!!」と語る。


これには奈緒も激しく共感し、『私はあの撮影にいなかったので、試写で初めて観たのですが、『あっ、真実が見たかった架くんってこれだな』とすごく思った」と、架が自分をさらけ出した苦悩のシーンを称賛した。


外見も内面も一見完璧に見えるが、どこか抜けたところがある架の本質を表現した藤ヶ谷の「“カッコ悪く”のたうち回るシーン」に注目だ。


以前より映画化を熱望し、満を持して架を演じることになった藤ヶ谷は、劇中で架が身に着けていた時計を実際に購入したというほど本作への思い入れが強い。「自分にとっての代表作になれば良いなと思っています。とにかく刺さる言葉が沢山あると思うので、映画を観た方にとって刺さる1本になってもらえたら嬉しいです」と、俳優人生をかけて挑んだ一作に自信を覗かせている。


『傲慢と善良』は9月27日(金)より全国にて公開。



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