マイケル・ジャクソンの性的虐待扱った映画が波紋

シネマトゥデイ 映画情報 / 2019年1月12日 12時2分

1月10日、2009年に薬物の過剰投与のため50歳で死去した米ポップ歌手、マイケル・ジャクソンさんの遺産管理団体が今月公開されるジャクソンさんのドキュメンタリー映画の主題となっている複数の子どもへの性的虐待について、ジャクソンさんの知名度で利益を得ようとする新たな「無礼かつ哀れな試み」と非難した。写真は2009年3月5日にロンドンで撮影 (2019年 ロイター/Stefan Wermuth)

[ロサンゼルス 10日 ロイター] - 2009年に薬物の過剰投与のため50歳で死去した米ポップ歌手、マイケル・ジャクソンさんの遺産管理団体が10日、今月公開されるジャクソンさんのドキュメンタリー映画の主題となっている複数の子どもへの性的虐待について、ジャクソンさんの知名度で利益を得ようとする新たな「無礼かつ哀れな試み」と非難した。

 映画は「Leaving Neverland(原題)」と題され、今月行われるサンダンス映画祭で上映されるとともに、今春にケーブルテレビHBOと英テレビ「チャンネル4」で放映される予定という。

 映画は、少年時代にジャクソンさんと友人関係にあり、当時ジャクソンさんから性的虐待を受けたと主張する30代男性2人の経験に焦点を合わせたもので、2人のインタビューが含まれている。2人はジャクソンさんの死後に遺産管理団体を相手取って提訴したが、ともに棄却されている。

 ジャクソンさんは自宅のネバーランド敷地内で13歳の少年に性的虐待を働いたとして裁判にかけられたが、2005年に無罪を言い渡されている。

 遺産管理団体は、「ドキュメンタリーと証するこの映画は、時代遅れで根拠に欠ける主張の新たな焼き直しにすぎない。マイケル・ジャクソンを利用して利益を得ようとする無礼で哀れな試みを目的としたおぞましい産物だ」との声明を発表した。

 一方、映画製作を手がけたダン・リード監督は、2人の話の信憑性に疑いの余地はないとの考えを示し、「この時代にわれわれが学んだことがあるとすれば、性的虐待は複雑なものであり、乗り越えてきた人たちの声に耳を傾ける必要があるということだ」との声明を発表した。

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