ヴィゴ・モーテンセン、スペイン極右による役柄画像の盗用を非難

シネマトゥデイ 映画情報 / 2019年5月17日 22時5分

米国人俳優のヴィゴ・モーテンセンは7日、映画『ロード・オブ・ザ・リング』で演じた勇者アラゴルンが剣を振りかざす画像が、スペインの極右政党ボックス(VOX)の政治ツイートに盗用されたと非難した。2003年12月1日、ニュージーランドのウェリントンで撮影 (2019年 ロイター/Anthony Phelps)

[マドリード 7日 ロイター] - 米国人俳優のヴィゴ・モーテンセンは、映画『ロード・オブ・ザ・リング』で演じた勇者アラゴルンが剣を振りかざす画像が、スペインの極右政党ボックス(VOX)の政治ツイートに盗用されたと非難した。

 VOXは4月28日の総選挙で、国旗と党の紋章を背中に付けたアラゴルンが左翼、フェミニスト、LGBT(レズビアン、ゲイ、バイ セクシュアル、トランスジェンダー・トランスセクシュアル)、リベラルなメディア、分離主義グループのシンボルマークに向かって突撃しようとする画像を投稿。「戦いを始めよう」というコメントを添えた。

 モーテンセンはこれに対し7日、現地エル・パイス紙に宛てた書簡で「キャラクターを使ってVOXのような外国人嫌いの極右政党のキャンペーンを宣伝するのがいいアイデアだと考えるには、かなり無知でなければならない」と揶揄(やゆ)。

 アラゴルンは原作の中で「(舞台である架空世界)中つ国のさまざまな種族、習慣、言語を知って受け入れることを支持する、多言語を使いこなせる政治家」であり、極右と結び付けるべきではないと述べた。

 VOXは今回の選挙で24議席を獲得。1975年に独裁者フランコが死去して以来、極右政党として初めて議会で大きな存在感を示した。

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