オヨヨ~♪の歌が頭から離れなくなる!『COLD WAR』本編映像

シネマトゥデイ 映画情報 / 2019年6月5日 10時0分

モノクロ映像の美しさに息をのむ! - 映画『COLD WAR あの歌、2つの心』より

 冷戦下、時代に翻弄される恋人たちの姿を超絶美しいモノクロ映像と名歌で描き出したポーランド映画『COLD WAR あの歌、2つの心』の本編映像が公開された。「オヨヨ~(イ)♪」というフレーズが印象的なこの歌は、劇中、何度もバージョンを変えながら登場し、頭から離れなくなること必至だ。

 第91回アカデミー賞で監督賞、撮影賞、外国語映画賞の3部門にノミネートを果たし、第71回カンヌ国際映画祭では監督賞(パヴェウ・パヴリコフスキ監督)を受賞するなど品質には折り紙付きの本作。ポーランド、ベルリン、ユーゴスラビア、パリと鉄のカーテンで隔てられた東西を行き来しながら、15年にわたって別れと再会を繰り返すピアニスト・ヴィクトルと歌手・ズーラの破滅的で美しいラブストーリーが描かれる。

 今回公開されたのは、歌唱力とダンスの才能に恵まれた少年少女を集めた民族音楽舞踏団マズレクが、ポーランドの伝統的な楽曲「Dwa serduszka(訳:2つの心)」をワルシャワの舞台で歌い上げるシーンだ。指揮をしているのがヴィクトルで、センターで見事な高音を響かせているのがズーラ。切ない歌詞は、マズレク舞踏団のモデルになり、現在も実在する民族舞踏団マゾフシェを立ち上げたシギェテンスキ夫妻の妻であるミラ・ジミンスカが、現代風に手直ししたものとなる。

 「結局、大きな疑問は、永遠に続く愛の可能性はあるのか? 愛は、人生を、歴史を、この世界を超越することができるのか?」と語るパヴリコフスキ監督が、フレーミングや光、サウンドまで徹底的にこだわって作り上げたラブストーリーは、映画館の大スクリーン&音響にこそふさわしい傑作。この本編映像からも、その一端がうかがえるはずだ。(編集部・市川遥)

映画『COLD WAR あの歌、2つの心』は6月28日よりヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開

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