是枝裕和『真実』ベネチア映画祭のオープニング作品に!日本人監督作品では史上初

シネマトゥデイ 映画情報 / 2019年7月18日 20時45分

是枝裕和監督 Pascal Le Segretain / Getty Images

 是枝裕和監督の新作映画『真実』(10月11日公開)が現地時間8月28日よりイタリアのベネチアで開催される第76回ベネチア国際映画祭のコンペティション部門に正式出品され、オープニング作品として上映されることが明らかになった。日本人監督の作品がオープニングを飾るのは同映画祭史上で初めて。

 第71回カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを獲得した『万引き家族』以来の是枝監督の新作映画となる同作は、仏映画界屈指の大女優ファビエンヌが、自伝本「真実」を出版することから巻き起こる物語。ファビエンヌ役のカトリーヌ・ドヌーヴをはじめ、ジュリエット・ビノシュ、イーサン・ホーク、リュディヴィーヌ・サニエといった海外の名俳優たちが出演し、全編フランスにて撮影が敢行された。原案・監督・脚本は是枝監督が担当した。

 今回の発表に際して是枝監督は「私の新作『真実』が、ベネチア国際映画祭のコンペティション部門オープニング作品に選ばれたという嬉しいお知らせをいただきました。大変光栄です。映画祭関係者の皆さんにまず感謝いたします」とコメント。

 「撮影は昨年の秋に10週間パリで行いました。発表された通り、キャストは本当に華やかなのですが、物語の七割は家の中で展開していく、小さな小さな、家族のお話です。その小さな宇宙の中にできる限りの後悔や嘘や見栄や寂しさや、和解や喜びを詰め込んでみました。どうぞ、お楽しみください」とメッセージを送っている。

 近年のベネチア映画祭のオープニング作品としては『ブラック・スワン』『ゼロ・グラビティ』『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』『ラ・ラ・ランド』『ファースト・マン』など錚々(そうそう)たる作品が名を連ねる。『万引き家族』『そして父になる』『海街diary』といった作品で「家族のかたち」を描いてきた是枝監督の新作をベネチアの人々はどう観るのか、注目したい。 (編集部・海江田宗)

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