「偽装不倫」で話題の宮沢氷魚、映画初主演!男性同士の恋愛描く『his』

シネマトゥデイ 映画情報 / 2019年7月30日 5時0分

期待!映画初主演を果たす宮沢氷魚 (C) 2020映画「his」製作委員会

 現在放送中のドラマ「偽装不倫」(日本テレビ系)で注目を浴びる若手俳優・宮沢氷魚が、2020年1月24日公開の『his』で映画初主演を果たすことが明らかになった。監督を『愛がなんだ』などの今泉力哉が務める。

 杏主演の「偽装不倫」でイケメンカメラマンを演じて話題を呼んでいる宮沢。映画出演は『映画 賭ケグルイ』に続き2作目となる。映画初主演となる本作では、周囲にゲイだと知られることを恐れ、東京からひとり田舎にやってきた主人公の井川迅を演じる。物語では、高校生のときに出会った迅と日比野渚の同性カップルが、親権獲得や周囲の人々への理解を求めて奮闘する姿が描かれる。

 アメリカ・カリフォルニア州サンフランシスコ生まれの宮沢は「僕は光栄なことに、小さい頃から多国籍、多文化な環境で育ちました。同級生にはゲイ、バイセクシュアルの人もいて、LGBTQへの認識や理解は常識だと勝手に思っていましたが、日本ではまだまだそんなことはなく、何もできない自分にむずむずしていました。今回このお話が来て、素直に嬉しく、絶対に引き受けたいと思いました」と思いを語っている。

 迅が恋焦がれる渚役には、ドラマ「すじぼり」で連続ドラマ初主演を務め、ドラマ「監察医 朝顔」にもレギュラー出演するなど話題作が続く藤原季節。ゲイであることを隠しながら女性と結婚し、家事に子育てにと励むイクメンを演じる。藤原は「迅役が宮沢氷魚でなければあの苦しい撮影を乗り越えることはできませんでした。映画の一秒一秒が本当に僕の宝物です」とコメント。

 メガホンを取る今泉監督は、角田光代の恋愛小説を映画化した岸井ゆきの主演の『愛がなんだ』のヒットが記憶に新しく、今後も三浦春馬と多部未華子が共演する『アイネクライネナハトムジーク』(9月20日公開)を控える。今回、初めて男性同士の恋愛を題材に、社会問題や法的問題などに切り込み、新境地に挑む。

 今泉監督は「LGBTQの人々の葛藤についてを主題にした映画をつくることは意識的に避けてきました。その方が逆に差別的ではないかと考えていたからです。でもこのお話を脚本のアサダ(アツシ)さんからいただいて、自分にしかつくれないものもあるのかなと思い、引き受けました」と思いを明かす。

 そのほかのキャストも発表され、渚の妻・玲奈役として松本若菜、迅に恋する美里役として松本穂香、迅と渚を優しく見守る近所の人々役として鈴木慶一、根岸季衣、そして親権を争う裁判を担当する弁護士役として堀部圭亮、戸田恵子という実力派な面々が名を連ねる。

 なお、今泉監督も参加したメ~テレ(名古屋テレビ放送)ほかにて今春に放送されたドラマ「his~恋するつもりなんてなかった~」では、迅(草川直弥)と渚(倉悠貴)の出会いが描かれた。(編集部・大内啓輔)

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