タランティーノ監督、ディカプリオ&ブラピ共演は「世紀のクーデター」

シネマトゥデイ 映画情報 / 2019年8月26日 15時0分

記者会見に出席したクエンティン・タランティーノ監督(左)とレオナルド・ディカプリオ(右)

 ハリウッド俳優のレオナルド・ディカプリオとクエンティン・タランティーノ監督が26日、都内で行われた映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』来日記者会見に出席し、作品やハリウッドに対する思いを明かした。この日は、プロデューサーのシャノン・マッキントッシュも来場した。

 『ジャンゴ 繋がれざる者』(2013)以来6年半ぶりの来日となったタランティーノ監督は、「ハロー、エブリバディ!」と陽気に報道陣に呼び掛けると、「日本に戻って来られて、うれしいです」とあいさつ。『レヴェナント:蘇えりし者』(2016)以来3年5か月ぶり11度目の来日を果たしたディカプリオも、「日本に戻って来られてうれしい。いつも温かい歓迎ぶりで感謝しています」と喜びを表した。

 タランティーノ監督の4年ぶりとなる新作は、落ち目のテレビ俳優リック(ディカプリオ)と彼のスタントマンであるクリフ(ブラッド・ピット)の友情と絆を軸に、1969年のハリウッド黄金時代の光と闇に迫る。

 ディカプリオとブラッドという二大スターが、長編映画で初共演を果たしたことでも話題の本作。二人の起用理由を問われたタランティーノ監督は、「二人がキャラクターにぴったりだったからだけど、僕が選んだというより、たくさんのオファーを受ける彼らが僕の作品を選んでくれてラッキーだと思うよ」と笑顔を見せ、「レオとブラッド、二人のキャスティングは世紀のクーデターじゃないかな」と満足気な様子。また、「一人(リック)は主演格の俳優で、もう一人(クリフ)がスタントマンのバディものなので、大物役者だからいいというわけではなかったんだ。内面が違っても、(リックとクリフは)外見で近しいものがなければいけない。(キャラクター同士が)同じ見た目にならなければいけないことが重要だったよ」とも明かした。

 劇中で起こるある奇跡にちなんで、自身に起こった奇跡について尋ねられたタランティーノ監督は「この業界で映画のキャリアを持ち続け、アーティストとして活動ができていることが奇跡だよ」と回答。レオナルドも「僕はハリウッドで生まれてロサンゼルスで育ったから、世界中から夢を持って集まるこの世界で、俳優でいることがどれだけ大変かを知っているんだ」と切り出し、「僕みたいに仕事があって、俳優として決定権や選択肢を持てることはミラクルだと思うし、日々感謝しているよ。(ハリウッドの)99%の人たちにはそんな奇跡が起こらず、仕事ができないのが現状だからね」としみじみ語っていた。(取材:錦怜那)

映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』は8月30日より全国公開

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