中井貴一&佐藤浩市、同時代を駆け抜けた盟友を称え合う

シネマトゥデイ 映画情報 / 2019年10月11日 20時50分

佐藤浩市と中井貴一、三谷幸喜監督から「ご結婚おめでとう!」

 俳優の中井貴一と佐藤浩市が11日、TOHOシネマズ日比谷で行われた映画『記憶にございません!』の大ヒット御礼舞台あいさつに出席し、俳優として同時期を駆け抜けた互いの存在の大きさを語り合った。

 三谷幸喜が脚本・監督を務める本作は、国民から全く支持されていない総理大臣・黒田啓介(中井)が、記憶喪失になったことから起こる騒動を描いた政界コメディー。この日、台風19号が接近しつつあるタイミングに重なってしまい、中井は「本当にとんでもない時に、ようこそおいでくださいました。早く帰った方がいいですよ、というのは変な話ですが、今日は大丈夫だと思います。でも明日は家から出ない方がいいですよ」とあいさつ。

 三谷監督は仕事の都合で欠席ということで、ビデオメッセージがスクリーンに映し出された。「みなさんのおかげで『記憶にございません!』、記憶にも記録にも残る作品になりました。ばんざーい!」と両手をあげて喜びを表現した三谷監督だが、すぐに真面目な顔で「こういうビデオレターみたいなものは、面白かった試しはありません。だいたいみなさん、失笑して終わりなので、今回も別にそれで構いません」とキッパリ。

 続けて三谷監督は「中井さん、佐藤さん、ご結婚おめでとう! 今回はそちらへうかがえませんが、君らがあっての僕です。またお会いしましょう!」とぶちまける。それには中井も「バカじゃないの! 本当にお気楽でいいですね。僕らも幸せに歩んでいきます」とあきれた様子。佐藤も「またやりやがって」と苦笑いだった。

 父親が著名な俳優であるという共通点を持つ2人は、同時代を駆け抜けた盟友同士でもある。中井は「デビューもだいたい一緒だったんですが、ずっと共演がなかった。40歳を過ぎて初めて共演することになって、いろんなことを理解して、芝居がわかってから共演できて良かったです。僕の中では佐藤さんがいることが役者を続ける刺激であり、励ましになっています」としみじみ。

 一方の佐藤も「今、中井氏が言った通り、やっぱり出会わなかったのには理由がある。出会った時が最良の時というのが僕らの仕事。ほぼ同じキャリアでやってきて、今回も芝居を合わせる時も信頼というか……あまり言うと安っぽくなるな」と照れ笑い。そして「やっぱり一緒にやれるのは嬉しいです。それでお金をもらえるんだから、いい商売だよね」と語った。(取材・文:壬生智裕)

映画『記憶にございません!』は全国公開中

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