人気芸人が伝える“SDGs”とは? 京都国際映画祭2019

シネマトゥデイ 映画情報 / 2019年10月19日 15時33分

人気芸人たちが笑いを交えつつ「SDGs」を紹介

 吉本新喜劇の座長を務める川畑泰史、すっちー、酒井藍ら人気芸人たちが18日、京都で催されている「京都国際映画祭2019」で行われた「SDGs花月 ~漫才・落語に新喜劇~」に集結。笑いを交えつつ、観客に「SDGs」について伝えた。

 本イベントは、地球の未来をより良くするための17の目標「SDGs(Sustainable Development Goals=持続可能な開発目標)」をテーマにした「SDGs新喜劇」の公演のほか、開発目標ごとにネタをするSDGs-1グランプリなどさまざまな企画によしもと芸人が挑戦するプロジェクト。SDGsとは、国連加盟193か国が2016年から2030年の間に達成するために掲げた目標のことで、一見難しそうな言葉だが、世代を超え、笑いを交えて観客と共に考えられるのが吉本興業の強みだ。

 まず、レイザーラモンHG、ムーディ勝山、スリムクラブらが特殊詐欺防止を啓蒙するコントを披露。それぞれがユニークなキャラクターで特殊詐欺被害に遭わないための対策を面白おかしく観客に伝えた。

 さらに、EXIT、アキナ、ゆりやんレトリィバァら5組の人気芸人たちが17の開発目標を即興でネタに盛り込んで優勝者を決定する「SDGs-1グランプリ」が行われた。ケンドーコバヤシ、次長課長の河本準一らが司会として会場を盛り上げ、審査員には桂文枝と西川きよしという大御所芸人が参加。

 グランプリにはEXITが選ばれたが、優勝を決定づけたのは、特別審査員として客席から参加した小学3年生の男の子とEXITのファンというお母さんの胸に抱かれた1歳の女の子。男の子は「ゆりやんレトリィバァにしようとしたが、お笑いの方に進みすぎた。EXITのネタは社会的なものになっていた」と大人顔負けのコメントをし、1歳の女の子は「EXIT、カネチ、りん様!」と名前を呼び、会場を大いに盛り上げた。小さな審査員に一つになる中、桂は「若い芸人はもちろんだけど、このような若いお客様も育てていかねば」と顔をほころばせた。

 ラストを飾ったSDGs新喜劇では、川畑、すっちー、酒井という3人の座長が、定番の「乳首ドリルすな」をはじめとする新喜劇ギャグを盛り込みながら、SDGsの開発目標と笑いを見事に組み合わせ観客の爆笑を誘っていた。

 イベント後行われた囲み取材では西川をはじめとして川畑、すっちー、酒井が取材に応じ、川畑が「最初は座員もSDGsって何って顔してましたけど、今はみんなに浸透してると思う」と毎年挑戦し続けている本企画の手応えを語り、最後はみんなで西川の「小さなことからコツコツと」のポーズで締めくくった。(森田真帆)

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