EXOのスホやチョウ・ドンユイがマカオ国際映画祭オープニングに登場

シネマトゥデイ 映画情報 / 2019年12月8日 14時5分

タレント・アンバサダーとして登場した、EXOのスホ VCG / Getty Images

 特別行政区成立20周年を迎えたマカオで、第4回マカオ国際映画祭が現地時間5日、マカオ文化センターで開幕した。オープニングフィルムはタイカ・ワイティティ監督『ジョジョ・ラビット』(2020年1月17日公開)。レッドカーペットには今年のタレント・アンバサダーとして、K-POPグループ「EXO(エクソ)」のリーダーで俳優としても活躍しているスホや、「アクトレス・イン・フォーカス」で特集上映される中国人女優チョウ・ドンユイが登壇し、多数のファンが沿道に詰めかけた。

 同映画祭は2016年に西洋と東洋の交流地点であるマカオで、映像作家たちのプラットホーム作りと、マカオの国際的な認知度をアップさせる目的でスタート。メインの新鋭監督を対象としたインターナショナル・コンペティション部門には日本から選ばれた作品はなかったが、エッジの効いたジャンル映画を特集するフライング・ダガーズ部門に三池崇史監督『初恋』(2020年2月28日公開)、アジアで認知度の高い宝田明が出演している『ダンスウィズミー』が特別上映される。

 当初はジャンル映画に特化した映画祭を打ち出していたが徐々に新人発掘・育成に力を入れ始めており、今年は新たに「ニュー・チャイニーズ・シネマ」部門を設立。その審査員の一人を務めるのが、『4ヶ月、3週と2日』(2007)でカンヌ国際映画祭パルムドール(最高賞)を受賞したルーマニアのクリスティアン・ムンジウ監督だ。

 本映画祭では実績ある監督らが影響を受けた作品を紹介する「ディレクターズ・チョイス」部門がある。今年はムンジウ監督の選出で小津安二郎監督『東京物語』(1953)が4Kデジタル修復版で上映される。同部門では昨年も、『タクシードライバー』(1976)の脚本家でもあるアメリカのポール・シュレイダー監督の選出で小津監督『秋刀魚の味』(1962)が上映されており、半世紀過ぎた今もいかに小津作品が海外で愛され続けているかを実証している。

 さらに新作企画をプレゼンテーションする「IFFAMプロジェクト・マーケット」には、テレビ朝日系ドラマ「時効警察はじめました」の三木聡監督が参加している。マカオでの新たな出会いが製作へと結実することを期待したい。(取材・文:中山治美)

第4回マカオ国際映画祭は10日まで開催

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