童顔にハスキーボイス、揺るぎない日常感!伊藤沙莉の躍進が止まらない

シネマトゥデイ 映画情報 / 2020年7月27日 7時5分

映画『劇場』は全国公開中/配信中 配給:吉本興業 (C) 2020「劇場」製作委員会

 あ、また伊藤沙莉が出てる! ここ数年、映画にドラマに途切れることなく新作が連打される女優、伊藤沙莉(26)。ドラマ「いいね!光源氏くん」で千葉雄大と共演、テレビアニメ「映像研には手を出すな!」で声優としての実力も示し、映画『劇場』『ステップ』と7月だけで2本の映画が公開され、いくつかの単発ドラマをやりつつ、今後も続々と新作映画が公開される。小さな役でも際立つ存在感を放つ個性的な存在だった彼女がいよいよ、メジャー級の女優としてお茶の間に認知されようとしている。果たして、伊藤沙莉の魅力とはなにか?

子役時代からキャリアをスタート

 伊藤沙莉の女優としてのスタートは9歳。子役としての彼女が認知されたのは、2005年のドラマ「女王の教室」だったか。当時11歳。天海祐希が冷徹な鬼のように生徒の前にそびえ立つ教師を演じた学園ドラマで、志田未来、福田麻由子ら“天才子役”と呼ばれた面子が顔をそろえた作品だった。

 いま観ても、志田と福田は「子役」の演技をはるかに超越している。伊藤沙莉もまた当時からナチュラルな演技で、こんな小学生いるよな~と思わせる。教室のシーンで決していつでも目立つ役柄ではないのだが、それでいて見つけるのは簡単。なぜなら、あのハスキーボイスはいまと全然変わらないから! っていうか、顔もおんなじだし! 「名探偵コナン」のコナンくんみたいに、なにかの薬で小さくなった伊藤が小学生を演じているよう。見た目が小さくても、すでに完成されている。

その役がまとうべき生活感を漂わせる

 改めて注目されるきっかけは2017年、連続テレビ小説「ひよっこ」。伊藤にとって初めての朝ドラで、「米屋の娘だから」と名付けられた安部米子という名前を毛嫌いしてみずから「さおり」と名乗る女の子を演じた。安部米店は、ヒロインの幼なじみである角谷三男(泉澤祐希)が高校卒業後に就職したところで、さおりは三男を好きになり猛烈なアタックを仕掛ける。安部米店のシーンは、ちょっとした笑いが起きるのが定番。父親役の斉藤暁も丸顔で、伊藤とただ並ぶだけで「父娘、だよね~!」と思わせるに充分な説得力だった。さおりは年頃の恋する娘ではあるけれど、東京の下町で昭和っぽいエプロンをつけ、米屋の看板娘としててきぱき働く姿がなんとも伊藤にハマっている。その役が身にまとっているはずの生活感を、とてもナチュラルに醸し出すのが彼女の得意技に思える。

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