生田斗真が主演男優賞!ヘリクツの天才役に「素に近いと言われる」 東京ドラマアウォード2020

シネマトゥデイ 映画情報 / 2020年10月29日 20時34分

東京ドラマアウォード2020主演男優賞に輝いた生田斗真

 俳優の生田斗真が29日、東京プリンスホテルで行われた「東京ドラマアウォード2020」授賞式に出席し、主演男優賞を受賞したドラマ「俺の話は長い」(日本テレビ系)で演じたヘリクツの天才である主人公について、「素に近いんじゃないかと言われます」と笑ってみせた。

 ドラマ「俺の話は長い」は2019年10月期放送。生田演じる母と二人暮らしの30代ニート・満が、姉夫婦が転がり込んできたことから変わり始めるさまを描いたホームドラマ。母に原田美枝子、姉に小池栄子、その夫に安田顕、姉夫婦の娘に清原果耶。一回の放送につき2話構成という、連続ドラマでは異例の形式も話題を呼んだ。生田の主演男優賞のほか、金子茂樹が脚本賞、連続ドラマ部門優秀賞を獲得するなど3冠に輝いた。

 この日の司会を務めた俳優・石坂浩二とは、かつてドラマで親子役で共演していた生田。石坂も「あの頃はうちの息子だったのに。立派に育って……」と誇らしげな表情。さらに「この作品は地に近かった?」という石坂の問いかけには「自分ではそういう思いはなかったんですけど、テレビをご覧になった方、友人とか、家族からも、素に近いんじゃないかというのはよく言われました。こんな屁理屈が多かったかなとは思いましたけど」と笑ってみせた。

 さらに「(姉役の)小池栄子ちゃんをはじめ、家族のライブ感というか、日常を切り取ったドラマになればいいなと思っていて。本当に休憩中もみんなで稽古をしていたので賞をもらえるのはうれしいですね。皆さんに感謝しています」と、しみじみ共演者に感謝を述べていた。

 また脚本賞を受賞した脚本家・金子茂樹は「この作品を作る上で心がけていたのは、不登校とか、ニートとか、現代のリアルな問題も含めつつ、昭和っぽいホームドラマにしたいなということでした。それが違和感というか、ちょっと新しく見えてくれたらいいなと思っていました」という。さらに櫨山裕子プロデューサーは、「この二人(生田と金子)は似ているとわたしは思っていて。生田(斗真)くんも金子(茂樹)くんも、30過ぎ、40前後の男性の面倒くささがあるというか。わたしは女性として、小池栄子さんのポジションからこの二人を見守っていました」とコメント。

 そんな“面倒くさい”キャラクターを演じた生田について「軽々と超えられてしまった」と絶賛する金子。「完パケがこんなに楽しみなドラマもないなというくらい、見ていてゲラゲラ笑いながら、台本を書かせてもらって。すごい台本が遅くなって現場に迷惑をかけてしまったのが、申し訳なかったというのはお伝えしたいですが……」と笑いながら付け加えた。

 なお、生田は本作のほかに、実業家・白洲次郎を演じた「アメリカに負けなかった男~バカヤロー総理 吉田茂~」(テレビ東京)が単発ドラマ部門の優秀賞に、陸上選手・三島弥彦を演じた大河ドラマ「いだてん ~東京オリムピック噺(ばなし)~」が連続ドラマ部門のグランプリに輝いた。(取材・文:壬生智裕)

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