「おちょやん」宮澤エマ、栗子はヒロインにとって最高の“敵役”に

シネマトゥデイ 映画情報 / 2020年12月1日 9時1分

三味線のシーンはフルコーラスでも? (C) NHK

 連続テレビ小説「おちょやん」(月~土、NHK総合・午前8時~ほか)で、ヒロインの新しい母親となる竹井栗子役を務めている宮澤エマ。娘との仲違いも経験する栗子の持つ魅力について語った。

 杉咲花がヒロインを演じる「おちょやん」は、大阪の南河内の貧しい家に生まれた竹井千代が女優への道を駆け上がっていく姿を追う物語。宮澤が演じる栗子は父のテルヲが連れてきた千代の新しい母親。料理屋の仲居をしていた栗子は美人で粋な女性だが、朝寝坊で家事もせず、千代と対立してしまうことになる。

 連続テレビ小説へは初出演となる宮澤。出演が決まった際には「なんかもう三度見、三度聞きくらいしました(笑)。“朝ドラ”ヒロインのオーディションはこれまでに何回か受けさせていただいたことがあるんですが、箸にも棒にもかからなくて……。『ああ、連続テレビ小説にはご縁がないんだ』と自己完結していたので、出演させていただくと決まったときは、ほんとうに驚きました。と同時に、すごくおもしろそうな世界観の作品だから、その一員になるプレッシャーもありました」と思いを明かす。

 ヒロインの継母という役どころについては「『いきなり母親役か!』とびっくりしました。しかも、南河内の出身で、芸事もしていて、三味線を弾くシーンもあって、もちろん大正時代が舞台の物語なので、衣装もお着物で。だんだんと『あれ? どれも、得意じゃないぞ』と気づいて、胃がキリキリするようになっていきました(笑)」と本音も。

 「台本を読んで、栗子という人はすごくおもしろい人だなと感じました。思っていてもなかなか口に出して言わないようなことばかりを言っていて、利己的で自己中心的なキャラクターですが、それが彼女の魅力でもあるんです。『自分はこうやって生きる』という方針については、他人に申し訳ないとも思っていないような人です。そういう栗子を忠実に演じられたら、たぶん千代ちゃんにとって最高の『敵役』ではないですが、継母役になるんだろうなと思っています。千代ちゃんにとっては最悪の人でも、いかに視聴者にとっておもしろい存在としていられるか、というのが栗子を演じる上でのおもしろさであり、難しさだなとも思います。台本を読んで、ちょっとした所作や、ふとした表情、ふとしたしぐさに粋な様子があらわれる役なんだろうなと感じたので、そこをどうやって魅力的に演じられるかが課題だなというのが最初の印象でした」

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