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オンラインとスクリーンでアジア映画の魅力を発信、大阪アジアン映画祭

シネマトゥデイ 映画情報 / 2021年2月25日 16時0分

オール韓国ロケで制作したクロージング作品『アジアの天使』(石井裕也監督) (c) 2021 The Asian Angel Film Partners

 優れたアジア映画を大阪初で世界に発信する大阪アジアン映画祭(以下OAFF)がコロナ禍の影響を鑑み、第16回となる今年はオンライン(2月28日~3月20日)とスクリーン(3月5日~14日)の両方で開催される。

 大阪は3月7日まで緊急事態宣言が発出されていることからスクリーンの上映は全日20時まで。しかし緊急事態宣言解除後に会場の収容率が変更する可能性もあることから、チケット販売を直前に行うなど状況に合わせて臨機応変で挑むという。

 世界各国の映画祭がコロナ禍での対応に試行錯誤している中、同映画祭では早くから第16回のフィジカル開催を発表していた。そこには緊急事態宣言発令直前に開催した昨年の第15回を、感染予防対策を講じながら縮小開催したことの経験はもちろん、大阪市などで構成される主催の大阪映像文化振興事業実行委員会メンバーの理解がある。

 ただし今年も“密”を避けるためにボランティアの採用を見送り、最小限のスタッフで対応。また海外ゲストの招聘(しょうへい)やシンポジウムなどのイベントは中止し、監督・出演者のインタビューはYoutubeチャンネルを活用する縮小開催となる。それでも上映作品は昨年より1本減にとどまり、計63作。うち、石井裕也監督がオール韓国ロケで制作したクロージング作品『アジアの天使』(年内公開)をはじめ世界初上映が20作集まった。

 プログラミングディレクターの暉峻創三氏は「アマチュアの作家の応募は減ったが、プロの方の応募状況は変わらなかった。アジアの映画関係者は(海賊版が出回るなどのセキュリティー上の懸念として)オンライン開催に抵抗があるようですが、OAFFはスクリーン上映を発表していたことが大きかったと思います」と語る。

 ラインナップの中には、コロナ禍の今を描いた作品も入った。東南アジアの話題作を集めた特集企画「ニューアクション! サウスイースト」で世界初上映される『こことよそ』(JPハバック監督)はリモートで出会ったカップルのラブストーリー。日本よりもはるかに規制が厳しかったロックダウン中のフィリピンで撮影された。

 暉峻氏期待の新鋭を厳選した特別注視部門には、コロナ禍の中国で生きる人たちを写し出す短編『守望』(ウォレス・フォン監督)。さらに日本からは、コロナ禍で久々に再会した男女の人間模様を描いた短編『4人のあいだで』(中村真夕監督)がインディ・フォーラム部門で上映される。

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