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『るろ剣』高橋一生の笑顔に震えた!大友啓史監督「唯一無二の表現」

シネマトゥデイ 映画情報 / 2021年7月12日 5時15分

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監督が絶賛!桂小五郎役の高橋一生 (C) 和月伸宏/集英社 (C) 2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Final / The Beginning」製作委員会

 大ヒット公開中の映画『るろうに剣心 最終章 The Beginning』のメガホンをとった大友啓史監督が、長州藩の志士・桂小五郎を演じた高橋一生がとあるシーンで見せた笑顔について振り返った。

 『るろうに剣心』は佐藤健主演で和月伸宏の大人気漫画を実写映画化した人気シリーズ。現在、最終章2部『るろうに剣心 最終章 The Final』『るろうに剣心 最終章 The Beginning』が公開中で、『The Final』では主人公・緋村剣心(佐藤)と雪代縁(新田真剣佑)の死闘、『The Beginning』では剣心の過去にまつわる物語が描かれる。

 高橋が演じた桂は、維新三傑の一人としても知られる長州藩の志士。今回、歴史上実在した桂を作品に登場させるにあたって、大友監督は桂役の俳優には強さと弱さを共存させられる力が求められたことを明かす。

 「桂小五郎というと“逃げの桂”というワードが真っ先に浮かぶと思うんですね。幕府の追手を逃れ、市井に潜み、逃げ回って暮らしている。そこから次に連想されるのは『弱さ』というワードだと思うんですね。でもそれは、よく考えると、他者からどう見えようが構わないという自己の信念に対する『強さ』でもある。今回の桂に要求されていたのは、『強さ』と『弱さ』を矛盾なく調和させることのできる俳優」。そして、それができるのは「正直、高橋一生しか思い浮かばなかった」という。

 徳川幕府の時代を終わらせようと決心した桂は、奇兵隊に志願した剣心を暗殺者に任命する。そんな桂について大友監督は「新しい時代のために剣心を人斬りとして、ある種の駒として使っていく優れた策士としてのクールな部分」がある一方で、「そういう役を与えられた剣心がどういう心持ちでいるのかを、まるで親であるかのように見抜いて、見守る大人の部分」も持ち合わせたキャラクターだと説明する。

 「剣心にとっての保護者であり、錯綜する幕末のなかで剣心が『桂さんの言う通りに動いていれば間違いないんだ』って唯一心の支えにしてるような人なので、その部分をしっかり表現していただくのが今回の桂に具体で求められるテーマだったんですよね」という大友監督は、とあるシーンでの高橋の笑顔が強烈に印象に残っているそう。「(桂が有村架純演じる)巴に対してどう振舞うかがポイントだったんですが、一生さんが巴を訪ねてきたときにふっと見せた笑顔がすごかった。現場で震えましたね、あの笑顔を観て。唯一無二の表現でしたね」と撮影当時に思いをはせる。

 さらに、「『3月のライオン』『億男』と続けてやってきていますが、思慮深さと共に奥底に熱い情の部分を持っている。対峙する概念や矛盾を、すべて身一つで受け止めきることのできるその凄さに、毎回毎回惚れこみますね」と高橋への賛辞を惜しまず、「時代劇的な所作も含めて一つ一つの作法が身に付ききっていますしね。“逃げの桂”ではあるけれど、ベースとしてはあの時代の正統な武士としての立ち位置や雰囲気を出せる。ラストの、剣心の居を訪ねてきた桂の振る舞いにも痺れました。作品に“格”を与えてくれたと思っています。深く感謝しています」と語っていた。(編集部・吉田唯)

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