1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 映画

横浜流星、『正体』で山田孝之と共演し「幸せだった」

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年11月29日 16時48分

 横浜流星が29日、丸の内ピカデリーで行われた映画『正体』初日舞台あいさつに出席、4年という歳月を藤井道人監督と併走しながら完成した本作に感慨深い様子を見せるとともに、第49回報知映画賞で主演男優賞をはじめとした3冠を獲得したことに喜びのコメントを寄せた。横浜と藤井監督のほか、吉岡里帆、森本慎太郎、山田杏奈、山田孝之が登壇した。

 本作は染井為人の小説を原作に、変装と潜伏を繰り返しながら、日本中を巡る指名手配犯の343日間にわたる逃走劇を映し出すサスペンス。大勢の観客で埋まった客席を見渡した横浜は感慨深い様子で「今日、この日を迎えることができてしあわせです。4年かけてキャスト、スタッフ一同、妥協せずにつくりました。本日からは皆さんのものになるので、たくさんの方に届き、この作品を愛していただけるとうれしいです」とあいさつ。藤井監督も「この日のために頑張ってきました。今日は皆さまにお届けできて本当に光栄です」と晴れやかな顔をみせた。

 本作は第49回報知映画賞で作品賞、主演男優賞、助演女優賞の3冠を獲得した。そのことに触れて、「公開前にもかかわらず選んでくださった方には感謝していますし、何より作品賞というのがうれしいです。本当に映画にかかわった関係者の皆さまにおめでとうございますという気持ちですし、自分が賞をいただけたのも本当に皆さまのおかげなので。感謝の気持ちでいっぱいです」と語った横浜。

 助演女優賞を獲得した吉岡里帆も「正直、わたしは監督に連れてきていただいたというのが最初に感じたことです。一生懸命仕事をしても、なかなか自分の花というのは開かないと思うので、この作品と出会えて、監督と出会えて、すてきなキャストと共演できて、わたしは本当に幸せ者だと思います」と笑顔を見せた。

 そして藤井監督も「作品賞というのはスタッフ一同の力だと思いますし、狙って取れるものでもない。お客さまに届けることを一番に頑張ってきた中でそれを認めていただけるというのは非常にうれしいことです。もっともっといいものをつくらないといけないなと思いました」と決意を新たにした様子だった。

 そんな本作の製作の旅路をあらためて振り返った藤井監督は「4年ってすごく長いように聞こえますけど、全然長くない。僕自身、映画が完成せずに終わってしまったこともありますし、止まってしまったことがある中で、映画の企画の段階で(横浜)流星が横にいてくれて、一緒にこの映画をやろうということで走り切れたことが奇跡だと思います。これは『正体』に限らず、何か物事をやる中で、それがゴールまで行くということが本当に奇跡です。流星には本当に感謝をしています」と謝辞を述べた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください