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まさに天才!『モアナと伝説の海2』楽曲を手掛けた20代女性デュオとは?

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年12月9日 6時10分

 ディズニーのミュージカルアニメーション映画『モアナと伝説の海2』で第1弾のリン=マニュエル・ミランダに代わり、キャッチーな名曲の数々を手掛けたのは若き女性デュオのエミリー・ベアー(23)とアビゲイル・バーロウ(26)だ。まさに天才というべき二人のキャリアと作詞作曲プロセスに迫った。

 3歳で作曲を始めて神童と呼ばれたベアー。まだ一桁の年齢だった頃から、ピアニストとして、カーネギーホール、ハリウッドボウル、リンカーンセンター、モントルー・ジャズ・フェスティバル、ホワイトハウスといった伝説的な場所で演奏してきた。師であるクインシー・ジョーンズがベアーのオリジナルジャズアルバム「ダイバーシティ」をプロデュースしたのは、彼女が9歳の時のことだ。PBSのドキュメンタリー番組「Life Centered」の音楽を手掛けて20歳でエミー賞を受賞したほか、ビヨンセの「ルネサンス・ワールド・ツアー」にピアニストとして同行したことでも知られる。

 バーロウはシンガー・ソングライターで作曲家。ティーンエイジャーの頃、ライブストリーミングプラットフォーム「YouNow」で世界中の視聴者を獲得し、2016年には優れた若手アーティストを発掘する「ヤングアーツ」のファイナリストとなった。ベアーとデュオとしての活動も開始し、共同制作した「The Unofficial Bridgerton Musical」で共にグラミー賞最優秀ミュージカル・シアター・アルバム賞を受賞。ベアーとバーロウはフォーブス誌の「30 UNDER 30」リスト(30歳未満の特筆すべき30人)にも選ばれ、そして今回、ディズニー・アニメーション映画のサウンドトラック全曲を手掛けた最年少のデュオにして、初の女性チームとなった。

 ベアーとバーロウが『モアナと伝説の海2』のソングライターに起用されたのは、今から2年以上前だ。ロサンゼルスのディズニー・アニメーション・スタジオで取材に応じた二人は当時をこう振り返る。「監督たちとの最初のミーティングで、まだ雇われる前だったのですが、本作でのモアナの旅路というものをすべて説明してくれたんです。その時のわたしは、モアナと1歳しか変わらない20歳(本作のモアナは19歳)。それもあって、すぐにモアナとつながることができました。わたしたちも世界で自分の居場所を見つけようとしている若い女性で、モアナと同じ葛藤を抱えている。ディズニー映画の魔法みたいなところは、コアとなるテーマがとても共感しやすい点です。わたしたちにも、強く語り掛けてくる物語になっていると感じました」(ベアー)

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