吉高由里子、「光る君へ」柄本佑の地毛剃髪を見届ける 1年半にわたる共演で「共に戦ってきた感覚に」
シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年12月14日 7時0分
柄本について「(シーンについて)佑くんはどう思っているんだろうと自然に聞きたくなるような俳優さん」と信頼をにじませる吉高。まひろと道長の秘密の逢瀬の場所である廃邸のシーンなどでは「ぐったりするくらいぶつかり合い、話し合った」といい、「道長役が佑くんで本当に良かった」としみじみ。「ちょっと情けない三郎の部分も、(権力者として)恐ろしい道長になっている部分も、表情がころころ変わって。誰しも表の自分と内に秘めている自分の差っていうのがあるとは思うんですけど、そういう人間の生々しさを表現できる役者さんのお芝居を1年半も近くで見られたのは、すごく贅沢なことだなと感じています」
クランクアップもやはり柄本と一緒。10月25日にアップしたときの心境を、こう振り返る。「いつもはカットがかかるとスタッフさんの“チェックします”の声がかかるのが普通なんですけど、あの日はセットに人がぶわーっと集まってきて、“みんなでこのモニターを見ましょう”と。三郎とまひろ時代から道長と藤式部になってからのモンタージュ映像を作ってくださって、それを観ていたら1年半ってこんなにあっという間なんだなと。寂しい気持ち、嬉しい気持ち、安堵もあったけれど、その時は泣かなかったんです。でもチーフ演出の中島(由貴)さんが花束をくださったときに号泣されていて、つられて泣いてしまいました。凜として終わりたかったんですけどダメでしたね(笑)」
1年半にわたる撮影を終えたものの「解放感もありますけど、ロスっていうほど安心はしていないんです」と、まだ緊張感はぬぐえないという。「最終回が放送されるまでは、緊張感はありますね。筆の練習をしなくちゃ、セリフを覚えなきゃ、といった宿題から解放されたことにほっとしている部分はありますが、でも向かうところがないと寂しくもあるんですよね……。来週の撮影に向けて週末に準備していた自分が1年半あったので」
取材当日、髪を染めて現れた吉高。「1年半もの間、重い衣装を着て黒髪のカツラをしていた反動ですかね(笑)」と気分転換したといい、くったくのない笑顔で報道陣を魅了していた。(編集部・石井百合子)
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