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「光る君へ」最終回で源氏物語の謎にアンサー チーフ演出・中島由貴が語る

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年12月15日 21時15分

 「紫式部が亡くなった時期については諸説あり、定かではない。父の為時が出家した理由は娘が亡くなったからという説もあったりしますが、はっきりしたことは誰も分からない。主人公には時代の変わり目まで見届けてもらおうという話になり、ラストだけは最初にほぼ決まっていました。台本を大石さんに書いていただく際に、歴史を通しで見られるように年表を作りまして、それで万寿四年に道長が亡くなり、平忠常の乱(長元元年/1028年)が起きるという点に着目したのです。実際には武士の時代はまだ先なのですが、道長の死後、まひろがそういう気配を感じて終わる方がいいんじゃないかと。セリフもその時点で決まっていました。“嵐が来るわ”と言って終わりましょうというのは」

 ラストは、初回から為時邸に残り続けた空の鳥かごをまひろが外し、従者・乙丸(矢部太郎)と共に旅立つさまが描かれたが、これには「鳥のように飛び立ち、戻らない」ニュアンスが含まれているという。(編集部・石井百合子)

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